海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年12月11日

国際油濁補償基金、監査委員に日本推薦の大須賀氏、第25回総会開催

 国土交通省は9日、国際油濁補償基金(IOPCF)が2~4日に開催した第25回総会の結果を公表した。今回は新型コロナウイルスの影響を受けてオンライン形式で開催された。基金の健全運営続き

2020年12月11日

e5、外航バルカーでEV船開発、まずはカムサで港湾内ゼロエミ、三菱造船らと連携

 e5ラボは10日、外航船を対象とした電気推進船(EV船)のコンセプトモデルを完成させたと発表した。三菱造船を含む国内外のパートナーとともに、まずは湾内・港内でのゼロエミッションを続き

2020年12月11日

邦船・造船・商社、キャピタルリンクセミナーで議論、IMO50年目標へ技術的突破不可欠

 キャピタルリンクのセミナーが9日夕刻にオンラインで開催され、IMO(国際海事機関)のGHG(温室効果ガス)削減目標をはじめ海運の脱炭素化の取り組みについて、日本の船社、造船所、商続き

2020年12月11日

<DIGITAL×Shipping>日本郵船グループ、AI活用の操船研究、避航動作を確認、“深江丸”で試験

 日本郵船グループのMTI、日本海洋科学(JMS)は、神戸大学や大阪府立大学と共同で取り組んでいる「人工知能(AI)をコア技術とする内航船の操船支援システム開発」研究の一環として、続き

2020年12月11日

国際船舶の固定資産税特例措置、拡充部分の要件は特償制度と同一に

 自民・公明両党は10日、2021年度税制大綱を決定した。海運業界が要望していた「国際船舶に係る固定資産税の特例措置の拡充・延長」について、一定の性能を有した国際船舶(特定船舶)の続き

2020年12月11日

海運税制延長・拡充に謝意、内藤船協会長がコメント

 10日に取りまとめられた2021年度与党税制改正大綱で、来年3月末で適用期限を迎える「外航船舶の特別償却制度」、「国際船舶に係る固定資産税の特例措置」について、要望どおりの延長・続き

2020年12月11日

ECSA、船員をワクチン接種優先対象に、欧州委員会に要望

 欧州共同体船主協会(ECSA)は4日、欧州委員会(EC)に対し、欧州連合(EU)加盟国が船員を新型コロナウイルスワクチン接種の優先対象としてみなすよう、働きかけて欲しいと要望する続き

2020年12月11日

東京MOU、前年比でPSC検査件数38%減、第31回PSC委員会開催

 東京MOUは9日、第31回PSC(ポート・ステート・コントロール)委員会の審議結果を公表した。今年のPSC委員会は12月に韓国で開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響を踏続き

2020年12月11日

<Green×Shipping>水素議連が梶山経産相に提言、船舶の水素利用や供給網構築を促進へ

 水素社会推進議員連盟(小渕優子会長)は10日、梶山弘志経済産業相に対し、水素社会実現に向けた取り組み強化に関する提言書を手渡した。同書では、水素需要の拡大に向けて、燃料電池車(F続き

2020年12月11日

川崎汽船、船員にクリスマス版応援動画

 川崎汽船は、乗船勤務が長期化する船員に向けた応援動画のクリスマスバージョンを公開した。クリスマスや年末年始を迎えるにあたり、乗船の長期化など厳しい状況下でも海上で奮闘する船員への続き

2020年12月10日

商船三井テクノ、PBCF、販売実績3500隻超を達成、既存船燃費規制対策にも

 商船三井は9日、グループ会社の商船三井テクノトレードが販売するプロペラ効率改善装置「PBCF」(Propeller Boss Cap Fins)の販売実績が、累計3500隻超を達続き

2020年12月10日

政府、海事・港湾の脱炭素化・DXを推進、新経済対策を決定

 政府は8日の臨時閣議で、事業規模が総額73兆6000億円となる新たな経済対策を決定した。新型コロナウイルスの感染拡大防止策と、ポストコロナに向けた経済構造の転換、防災・減災・国土続き

2020年12月10日

川崎汽船、気候変動対応でCDPから最高評価、5年連続

 川崎汽船は9日、持続可能な経済を実現するための活動を行う国際非営利団体CDPから、気候変動に対する企業の対応で最高ランクの評価「Aリスト」に認定されたと発表した。最高ランクの獲得続き

2020年12月10日

日本郵船、GHG削減の取り組みで最高評価、CDPから

 日本郵船は9日、国際環境非営利団体のCDPから気候変動対応における世界の先進企業として、最高評価である「気候変動Aリスト」に選定されたと発表した。同社が同団体から最高評価を得るの続き

2020年12月10日

北極海航路、開通期間が最長の88日

 民間気象情報会社ウェザーニューズのグローバルアイスセンターは今年の北極海の海氷状況についてまとめ、9日発表した。今年はロシア側の北東航路の開通期間が史上最長の88日間を記録した。続き

2020年12月9日

《連載》船主調査⑪、今後も地銀中心に資金調達、メガのドル調達力に期待の声も

 国内船主(船舶オーナー)は船舶建造資金の調達で、地元の地銀を「長年にわたって取引実績があり、船主業への理解がある」(船主経営者)と高く評価している。今後も地銀中心にファイナンス手続き

2020年12月9日

商船三井・池田社長インタビュー<下>、モーリシャス支援は実行段階に

■自動車船の減船は適正規模  ― 自動車船で上期に12隻の減船を実施したことを明らかにしたが、一方で完成車の荷動きは急回復している。  「足元は船腹需給がタイトになっているが、コ続き

2020年12月9日

商船三井、豪洋上CO2回収貯留の検討参画、トランスボーダーズエナジーらと覚書

 商船三井が豪州の洋上CO2(二酸化炭素)回収貯留(CCS)ハブ・プロジェクト「deepC Store」の共同開発の検討に参画する。デベロッパーであるトランスボーダーズエナジーが7続き

2020年12月9日

<Green×Shipping>梶山経産相「積極的な活動を期待」、水素バリューチェーン協議会と連携で利用拡大へ

 梶山弘志経済産業相は8日の会見で、水素バリューチェーン推進協議会の発足に関して、「歓迎する。水素利用を拡大し、水素の社会実装を加速する担い手として積極的な活動を期待している」と言続き

2020年12月9日

<Green×Shipping>水素VC協議会、水素実用化へ海事企業も複数参加、邦船3社やNKなど会員に

 水素サプライチェーン構築などを目的に7日に発足した新団体「水素バリューチェーン推進協議会」には、邦船大手3社や日本海事協会(NK)をはじめ海事関連企業も複数参加している。船舶分野続き