海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年2月10日

《連載》コロナ禍のフェリー・RORO船事業<下>、リプレースは一巡、環境対応などで短サイクル化か

 ここ数年は国内フェリー・RORO船の新造リプレースが相次いだ。船型の大型化や省エネ化を進め、輸送能力の増強や運航コストの削減につなげてきた。リプレース需要は足元、ひと段落したと見続き

2021年2月10日

<DIGITAL×Shipping>商船三井、AI活用で運航効率最適化、米ベアリング社と提携拡大

 商船三井は9日、人工知能(AI)技術を用いて船舶運航の合理化に取り組む米国のベアリング社と、運航効率の最適化を目的としたパートナーシップを拡大すると発表した。  両社は2019年続き

2021年2月10日

大王海運、5・9月に新造RORO船就航、既存船2隻と代替で輸送能力増強

 大王海運は今年、新造RORO船2隻を就航させる。9日にオンライン開催された大阪みなとセミナーで成島均営業部関西営業所長が明らかにした。同社は現在、3隻体制で、千葉・堺泉北・宇野・続き

2021年2月10日

三井海洋開発・1~12月期、経常損失129億円、赤字転落

 三井海洋開発が9日発表した2020年通期決算(1~12月期)は営業損失が216億円(前年は48億円の損失)、経常損失が129億円(同2.9億円の利益)となった。新型コロナウイルス続き

2021年2月10日

マースク、掘削船をガーナ沖投入へ

 マースク・ドリリングはこのほど、西アフリカのガーナ沖に大水深掘削船“Maersk Venturer”を投入する見込みであることを発表した。このほど、同船の投入と関連サービスの提供続き

2021年2月9日

国内船主、LNG船保有への関心高まる、新造船と中古船で

 一般商船で最高額のLNG船保有を志向する国内船主(船舶オーナー)が増えている。伝統的なバルカーでは船主同士の競争激化もあって用船料が低下し、用船期間も短期化して「船主リスクが高ま続き

2021年2月9日

《連載》コロナ禍のフェリー・RORO船事業<中>、24年問題でモーダルシフトに脚光

 コロナ禍で旅客需要が落ち込む中、中長距離フェリー各社は物流事業に力を入れる。RORO船社も安定的な国内物流の維持に向け、近年は船舶大型化による輸送能力の増強や、新規航路の開設によ続き

2021年2月9日

<Green×Shipping>アンモニア燃料船の商用化へ、経産省・中間とりまとめ、STSの燃料供給体制も構築

 経済産業省は8日、第3回燃料アンモニア導入官民協議会を開催した。船舶用の燃料や、石炭火力発電における専焼・混焼などで活用する燃料アンモニアの導入促進に向けた中間とりまとめを行った続き

2021年2月9日

EC、3月に新たな船舶燃料規制提案か、脱炭素に向けた取組で

 海外紙によると、欧州委員会(EC)が3月に、船舶で使用される燃料の炭素強度に関する規制を提案する可能性がある。実現すれば欧州経済領域(EEA)に寄港する船の船主やオペレーターは低続き

2021年2月9日

《資料》船種・船型別船腹量(ベッセルズバリュー)

2021年2月8日

《緊急調査第3弾:コロナショック⑤》国内船主、船員交代、修繕ヤードが課題、新規ビジネスが難航

 新型コロナウイルスによる国内船主(船舶オーナー)の経営課題は引き続き、船員交代、修繕ヤードの確保、工務監督の派遣などになる。特に船員交代はいまだに難しく、コロナ問題の長期化でコス続き

2021年2月8日

《連載》コロナ禍のフェリー・RORO船事業<上>、旅客大幅減も反転攻勢へ準備

 新型コロナウイルスの感染拡大により、旅客・物流の双方で事業環境が変化した中長距離フェリー・RORO船業界。フェリーは人の移動需要の蒸発により、旅客輸送が大幅に減少。旅客の落ち込み続き

2021年2月8日

日本郵船/滋賀銀行、サステナビリティ連動融資契約、外貨建てで国内初

 日本郵船と滋賀銀行(本店:滋賀県大津市)は5日、国内初となる外貨建てサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)契約を締結したと発表した。融資額は5000万米ドル、融資期間は4年で続き

2021年2月8日

<DIGITAL×Shipping>アルファ・オリ・テクノロジーズ、バーリの管理船にデジタル基盤導入

 船舶向けのデジタルソリューション・プロバイダーであるアルファ・オリ・テクノロジーズ(本社=シンガポール)は5日、サウジアラビア国営船社バーリの船舶管理部門と戦略的パートナーシップ続き

2021年2月8日

タイタンLNG、郵船のLNG燃料供給船を用船、欧州で供給力高める

 オランダの独立系のLNG燃料サプライヤーであるタイタンLNGは4日、日本郵船からLNG燃料供給船“Green Zeebrugge”を用船すると発表した。用船期間は今月から複数年。続き

2021年2月8日

国交省・海事局、海事基盤強化の法律案が閣議決定、造船の認定制度創設など

 国土交通省海事局は5日、造船・海運分野の競争力強化や、船員の働き方改革・内航海運の生産性向上による海事産業全体の基盤強化を図る「海事産業の基盤強化のための海上運送法等の一部を改正続き

2021年2月8日

IMO、ネプチューン宣言を歓迎

 IMO(国際海事機関)は3日、船員交代問題解決に向け海運業界が主導する「ネプチューン宣言」を歓迎するコメントを発出した。船員を絶望的な状況に追い込むだけではなく世界貿易の安全をも続き

2021年2月8日

星港、3年連続でAPECグリーンポートに認定

 シンガポール海事港湾庁(MPA)は3日、シンガポール港が2020年のアジア太平洋経済協力(APEC)ポートサービスネットワーク(APSN)グリーンポートに認定されたと発表した。グ続き

2021年2月8日

東電RP、欧州の浮体式風力実証に参画

 東京電力リニューアブルパワー(東電RP)が欧州で実施されるテトラ・スパー型浮体式洋上風力発電の実証プロジェクトに参画する。4日発表した。テトラ・スパー型は標準化や産業化を重視した続き

2021年2月5日

《連載》展望 船主ビジネス②、LNG燃料バルカーに投資、瀬野汽船・瀬野社長インタビュー

 環境規制の強化に伴う船の陳腐化リスクへの懸念もあり、世界的に新造発注が低迷している。国内船主の瀬野汽船(愛媛県今治市)は、水素やアンモニアなど新燃料の実用化はまだ先になると判断。続き