2024年9月19日船主税務の解説

《連載》船主税務の解説⑬
為替予約の時価評価損益<2>
税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義 氏

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■検討その2(繰延ヘッジ処理) 1.本制度の概要  内国法人が次の(1)または(2)(ヘッジ対象)の損失の額を減少させるためにデリバティブ取引(ヘッジ手段)を行った場合において、帳簿書類に一定の記載事項があり、かつ、当該損失の額を減少させるために有効であると認められるときは、前回解説した制度にかかわらず、当該デリバティブ取引の「みなし決済損益額」は、当該事業年度の所得の金額の計算上...

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