2024年10月2日船主税務の解説

《連載》船主税務の解説⑭
金利スワップの時価評価損益(特例処理)
税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義 氏

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 今回のテーマは、金利スワップの時価評価損益の特例処理である。 ■事例(金利スワップ)  当社の外国子会社A社(租税特別措置法66の6の外国子会社合算税制の適用下にある外国子会社)の決算書の表示通貨は円である。  A社は、船価〇〇百万ドルの外航船舶の取得資金の〇割を借入調達するために、取引銀行との間でドル建ての金銭消費貸借契約(変動金利)を締結するとともに、その金利変動リスク...

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