2022年4月26日次代への戦訓

《連載》次代への戦訓
MTIで研究開発の在り方を実践
日本郵船 田中康夫氏⑤

  • X
  • facebook
  • LINE
 2000年頃からIMO(国際海事機関)で環境問題に関する規制がますます強くなっていた。当時の草刈隆郎社長が、郵船も環境技術に力を入れるべきという号令をかけ、その一環として、当時のNYK輸送技術研究所の改革を志向した。経営企画にいた甲斐幹敏さんがプランを作り、輸技研を発展的に改組して研究開発専門会社MTIとする方針を2003年の夏ごろにまとめた。当時私は郵船エンジニアリングの社長に就任した...

関連記事

  • カーゴ