2022年4月22日次代への戦訓

《連載》次代への戦訓
保船の立場から見た技術の過渡期
日本郵船 田中康夫氏③

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 私は保船担当が長かったが、保船の仕事を一言でいうと、「何でも屋」だ。トラブルが発生すれば、飛んでいき対応する。船で何か問題が生じると、まずは乗組員や現場にいる人たちが自ら対応し、それでも解決しない場合に保船に連絡をしてくる。つまり、保船に連絡がくる時には、相当な問題が起きたときだ。  こういう連絡は、どういうわけか、いつも夕方に来る。神戸の保船課にいた時、金曜日の夜7時頃に名古屋のポー...

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