2022年4月21日次代への戦訓

《連載》次代への戦訓
工務は現場で鍛えられる
日本郵船 田中康夫氏②

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 私自身の会社人生を振り返ってみて、最も経験として生きたのは、入社直後の神戸支店の保船課の3年間だったと思う。1979年(昭和54年)に日本郵船に入社して、1年間は工務部造船課で図面を見ていたが、80年に神戸支店の保船課に異動になった。ここはまさしく「現場」だった。その後3年の間に、新造船監督として多度津、丸亀、常石、神戸で計7隻の新造船を担当し、修繕船監督としては数限りない船を見た。当時...

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