2019年10月4日船主多様化の時代

《連載》船主、多様化の時代
三徳船舶、世界規模で船主業展開
海外荷主、中国造船と取引多数

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 多賀征志社長率いる三徳船舶(大阪市港区)は、国内船主(船舶オーナー)の中でもその存在感が際立つ。用船者の要望にこたえる形で投資してきた結果、中国造船所での建造実績は群を抜く。海外荷主との直接取引も多く、「海外勢では原則として荷主系の用船者としか決めない」(多賀社長)方針だ。市場を席巻していたBBC(裸用船)には一切投資せず、長い用船期間も受け入れない。日本海事クラスターだけに頼れない時代...

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