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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年5月28日

シーメイト、浸水警報装置の受注が3000隻到達

 舶用品の製造・輸入販売を手掛けるシーメイト(本社=広島市、平野正俊社長)はこのほど、自社開発の浸水警報装置の受注累計が3000隻に到達したことを明らかにした。2003年に就航船向続き

2024年5月28日

次世代海洋エンジニア会2期生、第1回交流会を開催

 日本舶用工業会(日舶工)は若手技術者の人材育成の一環として、15日〜17日の2泊3日の日程で「次世代海洋エンジニア会2期生(NGMEA 2nd gen:Next Generati続き

2024年5月27日

大島造船所が長崎県と協定、「県と連携して造船に人を呼ぶ」、香焼開所も機に

 大島造船所は24日、長崎県との間で、県内造船関連産業の振興に向けた連携協定を交わした。連携の主眼は人材。県が造船を基幹産業と位置付け、さまざまなチャンネルを通じた情報発信や政策措続き

2024年5月27日

バルチラ、新燃料機関やCO2回収技術を開発、アゲネヴァルCEOインタビュー

 バルチラは2030年までに、ゼロカーボン燃料に対応する幅広い製品ポートフォリオをそろえることを目標に掲げる。この一環として、昨年に同社初のアンモニア燃料エンジンをリリースした。ま続き

2024年5月27日

中国造船、新規メニューへ参入増加、厦門重工がLNG燃料LRⅡ型初受注

 中国造船所によるプロダクト船をはじめとした新規メニューへの参入が増えている。中国現地紙によると、中国の厦門船舶重工と馬尾造船は、欧州船主からLNG二元燃料推進のLRⅡ型プロダクト続き

2024年5月27日

HD現代、シェルと液化水素船を共同開発へ

 HD現代グループのHD韓国造船海洋とHD現代重工業は24日、シェルと液化水素運搬船開発のための技術共同開発協約を締結したと明らかにした。2030年の商用化を目標に大型液化水素運搬続き

2024年5月24日

《シリーズ》私の1隻“オーシャンアロー”、JMUアムテック・伊藤護さんの1隻、「パイオニア精神でチャレンジ」

 JMUアムテック(兵庫県相生市)の伊藤護社長が「私の1隻」に挙げたのは、熊本フェリーの高速船“オーシャンアロー”。就航後26年経ったいまも現役で活躍してい続き

2024年5月24日

韓国造船大手、1~4月新規受注は4割増、計127隻・180億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1~4月の新規受注実績は計127隻・180億ドルで、前年同期比36%増(受注金額ベース、以下同)となった。年始の海洋プラントや続き

2024年5月24日

三井E&S、エンジンとクレーン事業に一層集中、三井海洋開発株と昭島研究所を売却

 三井E&Sがグループの事業再編を一段と進めている。創業以来、筆頭株主の地位を維持してきた三井海洋開発の株式の大半を売却するほか、船舶系の研究子会社の三井造船昭島研究所の全株式も売続き

2024年5月24日

中国造船、メタノール焚きバルカー初の正式受注、黄埔文冲が65型最大8隻成約

 中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶は、キプロス船主レミソラーからメタノール二元燃料の6万5000重量トン型バルカー4隻プラス・オプション4隻を受注した。中国船舶工業行続き

2024年5月24日

三井E&S造船が昭島研究所取得、常石グループで省エネ船や自律船開発強化

 常石造船は23日、グループの三井E&S造船が三井E&Sから三井造船昭島研究所の全株式を取得したと発表した。水槽試験や風洞試験設備、自律運航の研究機能をグループ内に取り込むことで、続き

2024年5月24日

近畿舶用工、新会長に久貝キムラ海陸社長を選出、通常総会を開催

 近畿舶用工業会は22日、大阪市内で第32回通常総会を開催し、2023年度事業報告や決算報告、24年度事業計画案や予算案を承認した。中谷晴信会長(大阪電機工業社長)が退任し、新会長続き

2024年5月24日

フィンカンチェリ造船、UAE防衛大手と合弁造船所

 イタリアのフィンカンチェリ造船は20日、アラブ首長国連邦(UAE)の防衛大手エッジ社(EDGE)と合弁で艦艇造船会社を設立したと発表した。第一号案件として、UAE沿岸警備隊から5続き

2024年5月24日

アルファ・ラバル、メタノール供給装置の受注100件突破

 アルファ・ラバルは21日、同社のメタノール燃料供給システム「FCMメタノール」の受注件数が、100件を突破したと発表した。  低引火点燃料供給システム(LFSS)であるFCMメ続き

2024年5月23日

<造船DX>SSI、PLMがDXの主導的役割担う、日本の設計3D化を支援

 日本の中小規模の造船所のデジタル化支援で長い経験を持つのがカナダに拠点を置く造船業専門のシステム大手SSIだ。船体製造設計ソリューション「ShipConstructor」などを展続き

2024年5月23日

国内海運・造船ら8社、25年に船舶デジタルツイン実用化、設計・運航情報共有の課題解決

 日本の海運大手と造船所など8社が連携し、船舶の「デジタルツイン」活用に向けたデータ共有の枠組みを構築するプロジェクトを進めている。船舶設計で使用された3Dモデルのデータをもとにデ続き

2024年5月23日

阪神内燃機工業、30数年越しでメタノール機関を実現、知見生かし先行して製品化

 既報のとおり、阪神内燃機工業がメタノール燃料焚きの低速4サイクルエンジン「LA28M」の初号機を完成させた。同社は既に30年以上前に、メタノール燃料エンジンの開発に取り組んだ経験続き

2024年5月23日

中国の新造船実績、1~3月受注6割増の2414万トン、操業も回復基調

 中国船舶工業行業協会(CANSI)が20日発表した今年1~3月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比59%増の2414万重量トンだった。月間ベースで800万重量トン超と、異例の高続き

2024年5月23日

3Dプリントのパーツ供給が進展、事業会社設立や技術実証が相次ぐ

 船舶用のスペアパーツなどを3Dプリンターで製作する技術が事業化に向かっている。3Dプリントは、メーカーが在庫を持たずに必要なパーツを迅速に船舶に供給できるとして期待されており、多続き

2024年5月23日

武昌船舶重工、二元燃料26型ケミカル船2隻受注、中国・興通海運向け

 中国船舶集団(CSSC)グループの武昌船舶重工集団は、同国船社の興通海運から二元燃料の2万5900重量トン型ケミカル船2隻を受注した。興通海運がこのほど発表した。2隻はステンレス続き