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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年3月22日

《シリーズ》私の1隻“Berge Ichiban”、日本船舶輸出組合の鶴岡信三さんの1隻、大スキャンダルを救った人の縁

 日本船舶輸出組合の鶴岡信三常務理事(=写真)が挙げる「私の1隻」は、VLCC“Berge Ichiban”です。日立造船、ユニバーサル造船、内海造船で新造船の営業を長年務めた鶴岡続き

2024年3月22日

JMU、SPBタンク、初のライセンス生産、中国ウィソンがFLNG用に製造

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)とIHIの独自技術である自立角形タンク「SPBタンク」で、初のライセンス生産が実現した。中国エンジニアリング大手のウィソン(恵生)が浮体式LN続き

2024年3月22日

アクセラロン、過給機「A255-L」が採用、マキタ製小口径2スト機関の世界初号機に

 アクセラロンは19日、マキタが製造する排気ガス再循環システム(EGR)を備えた小口径2ストロークエンジン「6G45ME-C9.7-EGRBP」の世界初号機に、アクセラロンの過給機続き

2024年3月22日

新大洋造船、受注残63隻・27年4Qまで工事確保、新たに64型バルカー最大4隻受注

 江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国民営造船所、新大洋造船(前揚州大洋造船)は18日、中国船社向けに6万4000重量トン型バルカー2隻プラス・オプション2隻を受注した。江蘇蘇美続き

2024年3月22日

NK、CO2回収装置搭載の船級付記、エバーグリーンの大型コンテナ船に

 日本海事協会(NK)は21日、エバーグリーンのネオパナマックス型コンテナ船“Ever Top”に対し、排ガスの二酸化炭素(CO2)回収・貯蔵装置(船上CCS)が搭載されていること続き

2024年3月21日

《シリーズ》建造能力分析、⑦自動車船、中国造船所が今年から建造本格化

 自動車船(6000台積み以上)の新造船市場では中国造船所が2021年以降に台頭しており、今年から建造が本格化する。25年には世界全体で過去最高となる年間70隻以上の自動車船の建造続き

2024年3月21日

常石造船、初のLNG燃料船が竣工、新燃料船シフトの嚆矢に

 常石造船は19日、NSユナイテッド内航海運向けに建造していた石灰石運搬船“下北丸”を竣工した。別項のとおり、LNG専焼エンジンとバッテリーを組み合わせたハ続き

2024年3月21日

NK、7%ニッケル鋼で代替設計承認、“下北丸”のLNG燃料タンクに採用

 日本海事協会(NK)は19日、NSユナイテッド内航海運の石灰石専用船“下北丸”で燃料タンクに採用された新開発の7%ニッケル鋼に対し、従来鋼と同等の安全性を持つことを確認し、関係各続き

2024年3月21日

上海斉耀環保科技、船上CO2回収装置、初号機搭載、1.4万TEU型コンテナ船に

 中国船舶集団(CSSC)傘下の上海斉耀環保科技(Qiyao Environ Tec)はこのほど、船舶の排ガス中の二酸化炭素(CO2)を船上で回収・貯蔵する「船上CCS」(OCCS続き

2024年3月21日

古野電気、VDESの実用性を検証、大島商船高専との実証実験に成功

 古野電気は19日、大島商船高等専門学校と共同で、VDES(VHF Data Exchange System)による海洋デジタル通信の実用化に向けた実証実験に成功したと発表した。こ続き

2024年3月21日

MAN、三井E&Sのアンモニア機関初号機にSCR

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は14日、三井E&Sが製造する世界初のアンモニア燃料エンジン向けに、触媒が二層構造の高圧SCRシステムを製造・出荷したと発表した。同システ続き

2024年3月19日

コアパワー、日本17社が出資、次期資金調達も開始、原子力の海洋技術で「中・露と競争激化」

 次世代型原子炉「溶融塩原子炉(Molten Salt Reactor、MSR)」技術の海洋・船舶への展開を狙う英コアパワーのミカル・ボーCEOが18日、日本の報道関係者向けに会見続き

2024年3月19日

大型アンモニア運搬船、輸送需要拡大見込み新造発注増加、早くも年初来24隻

 今後のアンモニア輸送需要の拡大を見据えて大型アンモニア運搬船(VLAC)の新造発注が増加している。本紙集計によると、今年に入ってから新造発注されたVLACを含む大型LPG船(VL続き

2024年3月19日

HD現代、大型アンモニア運搬船3隻受注、27年後半納期で

 韓国造船最大手のHD現代(現代重工業グループ)は18日、大洋州地域の船主から大型アンモニア運搬船(VLAC)3隻を受注した。HD現代の造船持株会社、HD韓国造船海洋が証券取引所に続き

2024年3月19日

マキタ、450mm径メタノールエンジン開発決定、「6G45ME-C9.7」機関は生産100台超に

 マキタは18日、中型バルカーに最適な主機関として販売しているMAN B&Wの新型2ストロークエンジン「6G45ME-C9.7」の生産が、100台を超える見込みになったと発表した。続き

2024年3月19日

四国溶材、高効率の溶接工法を開発、2024年度下期に実用化へ

 四国溶材は15日、溶接作業の効率を高める、高効率ガスシールドアーク溶接法である「HPF-MAG法(High Penetration Force MAG)」を開発したと発表した。従続き

2024年3月19日

JMU、資機材高騰対応へ調達に新組織

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は4月1日付で調達本部を再編する。資機材価格高騰への対応力を図るとともに、調達本部全体の業務アクセス・生産性刷新を図るため「イノベーション推進続き

2024年3月18日

JMU、研究所の体制強化、製品開発加速へ、設計部門や外部企業との連携強化

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は技術研究所の体制を強化する。船舶の温室効果ガス(GHG)削減に向けた商品開発をスピード化するために、研究所の持つ技術をこれまで以上に開発に生続き

2024年3月18日

LNG船の新造需要、高水準継続へ、GTTが長期需要見通し引き上げ

 LNGタンクのライセンサーであるフランスGTT社は、2023年業績の中で、今後10年間のLNG船の新造需要の長期予測を引き上げ、2024年をはじめ今後もLNG船の新造発注は高水準続き

2024年3月18日

NK、居住・労働環境改善で船級付記、富洋海運のバルカーに初の付与

 日本海事協会(NK)は15日、富洋海運が保有するバルカー“Elettra”に対し、船上の居住・労働環境を改善するための設備を持つ船舶であることを示す船級符続き