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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年6月27日

韓国造船大手、1〜5月新規受注は3割増、計137隻・191億ドル

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1〜5月の新規受注実績は計137隻・191億ドルで、前年同期比26%増(受注金額ベース、以下同)となった。大型案件の受注もあり続き

2024年6月27日

黄埔文冲、アンモニア焚きガス船追加受注、天津西南海運向け4.1万立方㍍型

 中国現地紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶は、同国船社の天津西南海運からアンモニア二元燃料の4万1000立方㍍型LPG/アンモニア運搬船2隻を受注したよう続き

2024年6月27日

ルーマニアのマンガリア造船破産、株主のダメンと政府が再建策で折り合わず

 海外紙によると、ルーマニア最大の造船所、ダメン・マンガリア造船が破産手続きを申請し、このほど裁判所が破産手続きを決定した。苦境が続く中、再建策をめぐり株主のオランダ造船グループ、続き

2024年6月27日

再稼働の中国・恒力造船、独船主からケープ4隻追加受注、26〜27年納期

 大連市長興島の旧STX大連の跡地で新造船の建造を開始した中国の恒力造船(大連)が新造船の受注を進めている。海外紙によると、ドイツ船主H・フォーゲマンから18万重量トン型のケープサ続き

2024年6月27日

コルバス・エナジー、新型ESSがDNVから型式承認

 ノルウェーの舶用バッテリーシステム大手コルバス・エナジーはこのほど、大型船舶など向けに設計された大規模なエネルギー貯蔵システム(ESS)「Blue Whale ESS」が、ノルウ続き

2024年6月26日

内航船も新造船納期が3年先に、造船所の船台埋まり、新規商談が先物化

 内航船の新造商談が活発化し、造船所の建造船台が埋まりつつある。造船所によっては当面の空き船台がなく、新規商談の対象納期が3年以上先になっているもようだ。外航船を建造する造船所は既続き

2024年6月26日

各国造船所の新造船竣工量、コンテナ船が過去最高規模に、メガコン本格化

 各国造船所のコンテナ船の新造船建造量が増加している。IHSマークイットやクラークソンなどの各種統計の予測では、世界の造船所のコンテナ船の新造船竣工量の合計が過去最多となる見込みだ続き

2024年6月26日

神戸ラスキン会、日本無線、寺崎電気など製品説明、第64回会合開催

 阪神地区の海事関係者による神戸ラスキン会(事務局=日本海事協会<NK>神戸支部)は21日、湊川神社楠公会館(神戸市)で第64回会合を開催した。  日本無線の企画推進部戦略推進グ続き

2024年6月26日

富士貿易、ラスキン会で講演、中国修繕業は環境対応を重視

 中国の船舶修繕業は環境対応を重視して取り組んでいる。21日に神戸市内で開催された神戸ラスキン会(事務局=日本海事協会<NK>神戸支部)の第64回会合の技術説明会で、富士貿易上海有続き

2024年6月26日

フィンカンチェリ、バイキング向け客船2隻受注、クルーズ市場の新造整備活発化

 イタリアの客船建造大手フィンカンチェリは21日、バイキング・クルーズから5万4300総トン型の客船2隻を受注したと発表した。ファイナンスの手続きが完了し次第、正式発注として発効す続き

2024年6月25日

《連載》検証 円安の功罪④、新造船市場、ドル金利高く円安活かしきれず、円換算船価は歴史的高値圏に

 外航船の新造商談はドル建ての受注が大半を占めるため、通貨安は造船業にとって業績だけでなく、新造船マーケットでも追い風になる。その一方で、足元は1ドル=150円台の歴史的円安が続く続き

2024年6月25日

韓国ハンファ、米フィリー造船買収、艦艇海外拠点に、HD現代との艦艇競争激化

 韓国ハンファ・グループは21日、米国造船所フィリー・シップヤードを買収すると発表した。買収額は1億ドル。以前から掲げていた艦艇事業のグローバル展開の重要拠点を獲得した。一方、HD続き

2024年6月25日

HJ重工、7900TEU型船最大4隻受注、船価1.1億ドル

 韓国のHJ重工業は20日、欧州船主から7900TEU型コンテナ船2隻プラス・オプション2隻を受注したと発表した。確定分2隻は2026年10月までに順次引き渡す予定。契約総額は2億続き

2024年6月25日

日立造船、株主総会でカナデビアへの商号変更承認

 日立造船は21日、20日開催の定時株主総会で、「カナデビア」への商号変更が正式に承認されたと発表した。10月1日付で変更する。新社名のカナデビアは、日本語の「奏でる」と、ラテン語続き

2024年6月25日

バルチラ、日中国際フェリーの新造船に推進システム

 上海/阪神間の国際定期フェリーの新造船“鑑真号”に、バルチラの推進システムが採用された。バルチラがこのほど、リンクトイン(LinkedIn)で明らかにした。同船は、日中国際フェリ続き

2024年6月25日

古野電気、地元小学校で海がテーマのイベント初開催

 古野電気は19日、本社を置く西宮市の瓦木小学校を訪問し、「海」をテーマとしたイベントを初開催した。海に関する学びを学校の皆に広めたい—との同校児童2人の思いで実現したイベントで、続き

2024年6月24日

《連載》検証 円安の功罪③、日本造船業の円安効果に明暗、中小造船所にはマイナス影響

 1ドル=150円台の歴史的円安が続き、日本造船業が息を吹き返している。主力造船所では前期決算で業績の急回復がみられ、賃上げや設備投資に対応できているのも「円安のおかげ」との声もあ続き

2024年6月24日

中小型造工・田中新会長、「造船間・メーカーとも一致団結」、新燃料・人材など課題山積

 日本中小型造船工業会の新会長に就任した福岡造船の田中敬二会長(写真右)は20日の総会後に記者会見し、本紙既報のとおり、就任の抱負や今後の事業方針などを説明した。新燃料をはじめとし続き

2024年6月24日

赤阪鐵工所、メタノール焚き機関を開発、26年中頃の商用機完成へ

 メタノール燃料船の需要が拡大する中、赤阪鐵工所は、低速4ストロークメタノールDF(二元燃料)エンジンの開発を進めている。2024年度中に試験運転設備を新設し、26年中旬の商用機完続き

2024年6月21日

伊藤忠/中西造船/三井E&S造船、中国で40型バルカー建造プロジェクト

 伊藤忠商事と中西造船(大阪府大阪市、中西徹社長)は19日、伊藤忠商事の本社で4万重量トン型バルカー(船番M-001)の建造契約を締結した。中西造船が中国で運営する揚州中西造船(江続き