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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年6月12日

現代尾浦、船価5000万ドルでMR型受注、27年納期で2隻

 韓国のHD現代尾浦は7日、欧州船主からプロダクト船2隻を受注したと証券取引所に告示した。2隻は2027年末までに順次引き渡す予定。契約総額は9990万ドルで、船価は1隻当たり49続き

2024年6月12日

常石造船、東ティモールで設計技術者育成、現地法人に約20人が入社

 常石造船はこのほど、東ティモール共和国の現地法人「ツネイシ・ティモール・シップビルディング(TTS)」で船舶設計技術者の養成を開始した。  TTSが「フェイスブック」などのSN続き

2024年6月12日

大韓造船、複数船主からスエズ型タンカー受注、受注残3年超の計30隻

 韓国中堅の大韓造船は7日、複数の船主からスエズマックス・タンカー計3隻を受注したと発表した。大洋州地域の船主向け1隻と、既報のとおり、ギリシャ船主アトラス・マリタイム向け2隻とな続き

2024年6月12日

常石商事、育児休業取得者の同僚に給付金制度

 常石造船グループの常石商事は10日、「育児休業サポーター支援金」を導入したと発表した。対象者が育児休業を取得する際、本人を除く職場メンバーに一時金として1万〜5万円を給付する。休続き

2024年6月12日

バルチラ、CMA-CGM傘下企業のROPAXに主機

 バルチラは5日、CMA-CGM傘下のフランスのフェリー会社ラ・メリディオナーレ向けに建造されるLNG二元燃料推進のROPAX2隻に、さらなる排出ガス低減を図った新型のDFエンジン続き

2024年6月10日

新造船市場、期近納期探るも完売状態、実績ない中国造船所開拓の動きも

 新造船市場では、各国の主要造船所の新規案件の主戦場が4年以上先物の2028年以降となっており、期近な26〜27年納期は世界的に希少価値が高まっている。海外船主を中心に比較的期近な続き

2024年6月10日

日立造船マリンエンジン、炭素中立LNGで試運転を実施、製造工程のCO2削減へ

 日立造船マリンエンジンはこのほど、熊本県玉名郡長洲町の本社工場の4気筒テストエンジンで、カーボンニュートラルLNGを燃料とした陸上試運転を行った。同社は昨年、LNG焚きエンジンを続き

2024年6月10日

<ポシドニア>WinGD/アルファ・ラバル/ABS/K造船、アンモニア燃料タンカーの設計で連携

 WinGDとアルファ・ラバル、米国船級(ABS)は、韓国のK造船と共同で、アンモニア燃料MR型タンカーの設計開発に取り組む。この協力は、4月に調印された覚書に基づくもので、設計に続き

2024年6月10日

日造協が総会、新会長にJMU津協力会の小久保氏、「技能者確保が喫緊の課題」

 日本造船協力事業者団体連合会(日造協)は6日、都内で定時総会を開催した。新会長にジャパンマリンユナイテッド(JMU)津事業所協力会の小久保和文会長(写真)が就任した。前会長の河西続き

2024年6月10日

新大洋造船、64型バルカー2隻受注、ワーコン向け

 中国現地紙によると、江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国民営造船所、新大洋造船はこのほど、香港船社ワーコン、華夏金融租賃から6万4000重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。続き

2024年6月10日

<ポシドニア>MAN、EPSとアンモニアの取扱訓練でMOU

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は4日、シンガポール船社のイースタン・パシフィック・シッピング(EPS)と、船舶燃料としてアンモニアを取り扱うための乗組員の訓練の開発に関続き

2024年6月10日

日本油化工業、燃料添加剤に加え新ビジネス創出へ、業界の転換を見据え経営計画を策定

 日本郵船グループの日本油化工業は、新燃料移行を含む今後の業界の転換を見据えた新たな経営計画を策定した。従来の主力製品である燃料添加剤に加えて新たなビジネスを生み出すことなどを施策続き

2024年6月7日

新来島どっく・森社長、戦略船型に応じた建造体制を構築、設備投資とDXにも重点

 新来島どっくの森克司社長(写真)はこのほど本紙インタビューに応じ、経営方針を明らかにした。新たな中期経営計画では「戦略船型に応じた建造体制の構築」を掲げ、プロダクトミックス体制を続き

2024年6月7日

<ポシドニア>日本の造船・商社・舶用、6年ぶり「ジャパンデー」開催、各国船主らと懇談

 ギリシャで開催中の国際海事展「ポシドニア2024」に合わせて5日夜、アテネ市内のインターコンチネンタルホテルで日本主催のパーティーが開催された。コロナ禍による中断をはさんで6年ぶ続き

2024年6月6日

三菱造船、LNG燃料供給装置2基追加受注、今治造船向け累計20基に

 三菱造船は5日、舶用高圧式二元燃料エンジン向けのLNG燃料ガス供給システム(FGSS)とLNG燃料タンクを、今治造船から新たに2基追加受注したと発表した。今治造船で建造するLNG続き

2024年6月6日

IHI原動機の不正問題、国に中間報告、試験厳格化で機関の出荷は再開へ

 IHI原動機による舶用エンジンなどの燃料消費率のデータ改ざん問題について、IHIとIHI原動機が4日、調査状況と現時点の再発防止策をとりまとめた中間報告を、国土交通省に提出した。続き

2024年6月6日

<ポシドニア>展示で際立つアンモニア燃料技術、新船型や関連技術の発表相次ぐ

 ギリシャで開催中の海事展「ポシドニア2024」では環境やデジタル関連のさまざまな新技術が発表されているが、特に目立っているのがアンモニア燃料だ。新船型の発表や、エンジンなど機器類続き

2024年6月6日

新来島サノヤス造船、セーフバルカーズ向けカムサ受注

 情報筋によると、新来島どっくグループの新来島サノヤス造船は、米国上場のギリシャ系バルカー船主セーフバルカーズから8万2000重量トン型バルカー1隻を受注したようだ。既報のとおり、続き

2024年6月5日

<ポシドニア>日本の造船・舶用・船級が共同パビリオン、ギリシャ船主に環境技術PR

 ギリシャの国際海事展「ポシドニア2024」では、日本の造船所と舶用メーカー、船級協会が共同で「ジャパンパビリオン」を設置した。新燃料に対応した船型やエンジンをはじめ、環境技術とデ続き

2024年6月5日

セーフバルカーズ、日本造船所に82型バルカー発注、27年納期で

 米国上場のギリシャ系バルカー船主セーフバルカーズは3日、日本の造船所に8万2000重量トン型バルカー1隻を新造発注したと発表した。2027年1〜3月に竣工予定。建造造船所名は明ら続き