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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年8月29日

中国造船、4〜6万立方㍍型ガス船受注相次ぐ、江南造船や黄埔文冲が新たに受注

 中国造船所による4万〜6万立方㍍級ガス船の受注が相次いで表面化している。8月だけで中国船舶集団(CSSC)傘下の江南造船がナビゲーター・ホールディングス向け4万8500立方㍍型の続き

2024年8月29日

韓国中堅造船、上半期新造船受注は21隻で2割増、建造量も回復基調に

 韓国輸出入銀行の海外経済研究所がこのほど発表したレポートによると、韓国の造船大手3社グループを除いた中堅造船所が2024年上半期(1〜6月)に受注した新造船は21隻・54万CGT続き

2024年8月29日

江南造船、中型ガス船2隻受注、独自開発の5万立方㍍型、ベトナム船主向け

 海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の江南造船は、ベトナム船主ASPから5万500立方㍍型LPG・アンモニア運搬船2隻を受注したようだ。江南造船が独自に開発したデザインと続き

2024年8月29日

日舶工の舶用技術フォーラム、新製品開発6件の成果を発表、環境対応技術など報告

 日本舶用工業会(日舶工)は28日、ウェビナー形式で舶用技術フォーラムを開催し、日本財団の助成を受けて実施する新製品開発助成事業のうち、このほど完了した6件の成果を発表した。風力利続き

2024年8月28日

邦船3社と造船4社、LCO2船の標準船型を共同開発へ、他造船所と連携も

川崎汽船、商船三井、日本郵船の邦船大手3社と三菱造船、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)、日本シップヤード(NSY)の7社は27日、液化二酸化炭素(LCO2)輸送船の標続き

2024年8月28日

プロダクト船急増、LRⅡ/アフラの新造船市場が変化、発注残比率約4割に

 LRⅡ型プロダクト船とアフラマックス・タンカーの新造船市場が変化している。ともに11万5000重量トン級の船種となる両者の大きな違いはタンクの特殊塗装の有無で、ここ数年は原油タン続き

2024年8月28日

恒力造船、MSCと新造船建造などで協定、生産能力も拡大

 大連市長興島の旧STX大連の跡地で新造船事業を急拡大している中国の恒力重工業グループは24日、コンテナ船大手のMSCと戦略的協力枠組み協定に調印し、グループの恒力造船での新造船の続き

2024年8月28日

海保、過去最大の3万トン級巡視船建造へ、大規模災害など対応、1000人輸送可能

 海上保安庁は、大規模災害や有事への対応強化のため、過去最大級となる新型の多目的巡視船を建造する。別項のとおり、25年度予算の概算要求に多目的巡視船の建造費の一部として34億300続き

2024年8月28日

海保・25年度概算要求、巡視船艇の新造7隻を新規要求、測量船も整備

 海上保安庁は2025年度予算の概算要求で、巡視船艇と新型測量船の計7隻の新造整備を新規に要求した。尖閣諸島問題をはじめとした緊張の高まりを踏まえて、大型巡視船を2028年度に90続き

2024年8月28日

実海域プロジェクト第2期、公平な実海域性能評価へ前進、活動を報告

 20社・機関を超える日本海事クラスターが推進してきたオープンイノベーション方式による共同研究「実海域実船性能評価プロジェクト(OCTARVIA)」のフェーズ2が完了し、27日に成続き

2024年8月28日

CSBC、6年半ぶりケープ受注、台湾・中国航運向け最大4隻成約

 台湾国際造船(CSBC)は26日、台湾船社の中国航運から21万重量トン型のケープサイズ・バルカー2隻プラス・オプション2隻を受注したと証券取引所に告示した。納期や船価は明らかにし続き

2024年8月28日

HD韓国造船海洋、水素燃料電池企業を買収、需要拡大にらみ燃料電池技術を強化

 HD韓国造船海洋は26日、子会社のHDハイドロジェンが、フィンランドの燃料電池企業コンビオン(Convion)を約7200万ユーロで買収したと発表した。船舶分野での水素燃料電池の続き

2024年8月28日

J−ENG、SMMで次世代燃料エンジンなど紹介

 ジャパンエンジンコーポレーション(J−ENG)は9月3〜6日にドイツ・ハンブルクで開催される国際海事展「SMM2024」に出展する。  開発に取り組むアンモニア燃料エンジン「U続き

2024年8月27日

《連載》ギリシャ船主と日本造船③、日本との関係強化する中堅船主群

 日本造船所とマッチせずに取引が疎遠になったギリシャ船主がいる一方で、日本建造船を長年にわたり優先するギリシャ船主も多い。「中国建造船も品質は上がっているが、日本建造船のリセールバ続き

2024年8月27日

ハンファオーシャン、今年の新規受注実績が前年超え、2年ぶり年間50億ドル到達

 韓国のハンファオーシャンは、年初来の船舶・海洋関連の新規受注実績が上半期時点で昨年の年間実績を上回った。今年上半期時点の新規受注実績は前年同期の3.6倍となる53億3000万ドル続き

2024年8月27日

中国民営の南通象嶼海洋、破綻造船所を買収、建造能力拡大、宏強重工の設備取得

 中国現地紙によると、民営中堅造船所の南通象嶼海洋装備がこのほど、経営破綻した江蘇宏強重工の生産設備を買収した。中小型バルカーとケミカル船の建造能力を拡大する。  競売を通じて、続き

2024年8月27日

サムスン重工、中国拠点、縮小から増強に転換、ブロック工場に設備投資

 韓国紙によると、サムスン重工が中国の山東省栄成市で運営する船体ブロック工場の能力を拡大する。180億ウォン(20億円)を投じて設備を増強する。不況期に中国工場2社を閉鎖して縮小方続き

2024年8月27日

ボルカノ、SMMで新燃料対応のガス燃焼装置をPR

 ボルカノは、ドイツのハンブルクで9月3〜6日に開催される国際海事展「SMM2024」の日本パビリオンブースに出展する。  SMMでは、LNG燃料に対応したガス燃焼ユニット「ME続き

2024年8月26日

《連載》ギリシャ船主と日本造船②、一部船主はミスマッチで関係希薄化

 「もちろん今でも先方とは定期的に連絡はとっている。ただ受注につながるかというと…。先方の目線が、昔とすっかり変わってしまった感じがする」。日本造船所の担当者は、とあ続き

2024年8月26日

発注残比率、ケープ・VLCCはなお1割未満、大型船は建造ヤードも限定

 ケープサイズ・バルカーやVLCCといった大型船では昨年後半以降、新造発注の回復基調もみられていたが、既存船に対する発注残の比率は各種統計で依然として1割未満と、低い状況が続いてい続き