海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2024年10月28日

ガスログ、シンガポールファンド45%出資、ブラックロックが売却

 LNG船社ガスログはこのほど、同社に出資する投資家が変更したことを明らかにした。シンガポールの政府系投資ファンドのGICが、米資産運用会社ブラックロックが持つガスログの株式45%続き

2024年10月28日

トルヴァルド・クラブネス、OSMトームに船舶管理子会社を売却

 ノルウェー船社トルヴァルド・クラブネスは23日、船舶管理子会社クラブネス・シップ・マネジメントの株式100%を大手船舶管理会社OSMトームに売却すると発表した。またこれに併せ、ク続き

2024年10月28日

商船三井、三井物産向け新造LNG船命名式、“MARVEL SWALLOW”

 商船三井は25日、三井物産向けに定期貸船する新造LNG船の命名式が同日韓国のハンファオーシャン・コジェ造船所で開催されたと発表した。式典には三井物産の松井透代表取締役専務執行役員続き

2024年10月25日

《連載》マーケットを読む!⑲<中小型バルカー>、川崎汽船 斉薇薇バルクキャリアグループ長、ハンディマックスの船型構成が課題

 — 今年の中小型バルカー市況に対する評価は。  「総じて昨年よりも高く、堅調に推移している。需要面ではマイナーバルクの荷動きが堅調だ。極東では中国出しの鋼材が好調な続き

2024年10月25日

《連載》自動車船、持続的成長への道③、邦船大手、LNG燃料自動車船が計49隻に拡大、欧州近海船の代替も検討

 自動車船部門の最大かつ長期的な課題が、船隊の低・脱炭素排出船へのリプレースを始めとする環境対応だ。同部門は、荷主の環境問題に対する意識の高さも反映して代替燃料の導入で海運業界をリ続き

2024年10月25日

インターカーゴ、新会長にザイラス氏

 国際乾貨物船主協会(インターカーゴ)は23日、来年1月1日からの新会長にアリストン・ナビゲーションの社長兼CEO、ジョン・A・ザイラス氏が選出されたと発表した。現会長のディミトリ続き

2024年10月24日

《連載》自動車船、持続的成長への道②、完成車の域内トレードに焦点、中国輸出急増で輸送需要の変数拡大

 完成車トレードをめぐる近年の最大の変化は、EV(電気自動車)の海上輸送の増加と、EV化をテコにした中国からの輸出急増だ。中国という新たな自動車輸出大国の出現が自動車船の船腹不足の続き

2024年10月24日

《連載》マーケットを読む!⑱<VLGC>、商船三井 渡辺大輔カーボンソリューション事業群タンカー事業第二ユニット長、アンモニア輸送需要の動向を注視

 — 大型LPG船(VLGC)市況の今年これまでの振り返りを伺いたい。  「年初から9月までの中東−日本航路の平均がトン当たり65ドル程度、米国ガルフ&m続き

2024年10月24日

《連載》近海船事業の未来像⑧、NYKバルク・プロジェクト、東南ア出し木質ペレットに期待

 日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクト(NBP)の近海船部門では需要増加に合わせ、アジア出し日本向け復航のバイオマス輸送を拡大させている。バイオマスの中でも頭打ちになりつつ続き

2024年10月24日

飯野海運、国内初のメタノール焚きVLCC建造、NSYで27年竣工、出光タンカー向け

 飯野海運が国内初となるメタノール二元燃料焚きVLCCの建造を決めた。日本シップヤード(NSY)で建造し、竣工後は出光タンカーとの貸船契約に投入する。23日発表した。新造船は飯野海続き

2024年10月24日

乾汽船、32型バルカー1隻を中古売船、譲渡益約9億9200万円

 乾汽船はこのほど、連結子会社が保有する3万2000重量トン型ハンディサイズ・バルカー1隻を中古売船することを決めたと発表した。今年11~12月中の引き渡しを予定している。譲渡先は続き

2024年10月24日

シップブローカーズ協会、設立65周年謝恩パーティー開催

 日本シップブローカーズ協会は22日、毎年恒例の海事業界関係者を招いての謝恩パーティーを同協会創立65周年と銘打って東京・平河町の海運ビルで開催し、多数の業界関係者が出席した。 続き

2024年10月23日

《連載》自動車船、持続的成長への道①、船腹需給、新造船大量竣工で一時的に緩和へ、供給抑制要因が下支えか

 自動車船部門は大きな構造変化の真っ只中にある。同部門は世界的な船腹需給逼迫を背景に業績が好調だが、新造船の大量竣工によって需給は今後緩和に向かう見通し。その中で完成車の海上輸送需続き

2024年10月23日

《連載》マーケットを読む!⑰<ハンディバルカー>、NYKバルク・プロジェクト 湯浅光訓執行役員、東南ア出し増加でトレードに変化

 — 今年のハンディバルカー(ハンディサイズ/ハンディマックス)市況に対する評価は。  「ともに今年は堅調だった。ハンディマックスについてはスエズ運河やパナマ運河の通続き

2024年10月22日

《連載》近海船事業の未来像⑦、川崎近海汽船、ニーズに合わせ船型こだわらず整備

 川崎汽船グループの内航・フェリー・近海船オペレーター、川崎近海汽船では、東南アジア出し日本向け復航の太宗貨物バイオマスの取り込みに注力している。今年度には既存の1万3000重量ト続き

2024年10月22日

《連載》マーケットを読む!⑯<LNG船>、商船三井 松永康男液化ガス事業群第一ユニット長、28年頃まで弱含み、解撤・停船が調整弁

 — 今年のLNG船市況について、昨年と比べて変化はあるか。  「スポットや1年未満の短期の用船マーケットは昨年にも増して凪いだ状況だ。LNGは余剰な状態で、LNG価続き

2024年10月22日

ダミコ、MR型プロダクト船の購入権行使

 プロダクト船社ダミコ・インターナショナル・シッピングは16日、子会社のダミコ・タンカーズが定期用船中のMR型プロダクト船の購入オプションを行使したと発表した。購入価格は約3430続き

2024年10月21日

大阪ガス、LNG船団11隻に増強、海外船社から初の中長期用船

 大阪ガスは期間5年を超えて中長期用船するLNG船を11隻に増やした。子会社の大阪ガスインターナショナルトランスポート(OGIT)が2022年以降、新造船3隻について国内外の船主と続き

2024年10月21日

パシフィックベイスン、7~9月に高齢ハンディ2隻売却、船隊の刷新継続

 香港のハンディバルカー運航大手パシフィックベイスンは17日に発表した2024年7~9月期事業報告の中で、期中に高齢のハンディサイズ2隻を売却したことを明らかにした。また買船オプシ続き

2024年10月21日

グローバルROROコミュニティが都内で会合、GHG排出量算定ガイダンスを年末公表

 NPO法人スマートフレイトセンター(=SFC、本部:アムステルダム)と日本海事協会(NK)の共催によるグローバルROROコミュニティ(GRC)の会合が15日に都内で開催された。日続き