海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2021年10月6日

《連載》マーケットを読む!⑫<VLCC、プロダクト船、VLGC>、商船三井 髙橋和弘油送船部長、市況は回復基調、需要回復と供給減で

 ― VLCC市況について、足元までの振り返りを伺いたい。  「昨夏以来、非常に低迷したマーケットが続いている。OPECプラスが段階的に原油減産幅を緩和してきたが、スピード感は遅く続き

2021年10月6日

セーフバルカーズ、ケープ2.4万ドルで3年貸船

 米国上場のギリシャ船主セーフバルカーズは4日、2012年日本造船所建造の18万1000重量トン型ケープサイズ・バルカー“Stelios Y”の定期貸船契約を締結したと発表した。用続き

2021年10月5日

《連載》マーケットを読む!⑪<VLGC・LNG船>、飯野海運 妹尾邦彦執行役員、LPG船・LNG船とも市況堅調推移

 ― 大型LPG船(VLGC)マーケットの現状と見通しは。  「コロナ禍で非常に厳しくなると予想していたが、昨年からこれまでのところ想定以上に良かった。原油価格が低迷して中東からの続き

2021年10月5日

《連載》邦船タンカービジネスの視点<下>、環境コスト解決が新造整備進展の課題に

■視点3:船隊整備  邦船社のタンカービジネスは、特定の船種に特化した事業形態もあるが、原油船、プロダクト船、ケミカル船、LPG船などさまざまな船種を持って展開していることも続き

2021年10月5日

日本郵船、露ノバテクと新造LNG船4隻長契、23~24年のサムスン重工建造船を投入

 日本郵船は4日、ロシアの海運大手ソブコムフロットのグループ会社との合弁会社を通して、ロシアの天然ガス生産・販売会社PAOノバテクのグループ会社と17万4000立方㍍型の新造LNG続き

2021年10月5日

ENEOSオーシャン、LPG・アンモニア輸送VLGCを川崎重工に発注、ENEOSグローブ向け

 ENEOSオーシャンは4日、同じENEOSグループのENEOSグローブと新造LPG・アンモニア運搬船1隻の定期用船契約を締結したと発表した。8万6700立方㍍型のVLGCで、燃料続き

2021年10月5日

8月の自動車輸出、6カ月ぶり前年割れ、部品供給問題で再び減少傾向

 日本自動車工業会がまとめた8月の自動車輸出台数(新車、CKD含む)は前年同月比6.6%減の36万669台だった。前年同月比でマイナスとなるのは6カ月ぶりで、コロナ危機前の19年8続き

2021年10月5日

ホーグオートライナーズ、9100台積み自動車船のLOI締結、招商局江蘇と

 自動車船運航大手ホーグオートライナーズは1日、LNGなどの多元燃料の9100台積み自動車船「オーロラクラス」のLOI(建造意向書)を中国の招商局重工(江蘇)と締結したと発表した。続き

2021年10月5日

日本郵船、トタル向け新造LNG船竣工、ジオガスとの仏企業通じ保有

 日本郵船は4日、トタル子会社のトタルエナジーズ・ガス&パワー社と長期定期用船契約を締結している新造LNG船“LNG Enterprise”が9月30日に韓国のサムスン重工業で竣工続き

2021年10月4日

《連載》邦船タンカービジネスの視点<上>、脱炭素時代に見いだす事業機会

 低・脱炭素に向けた動きが急速に進むなか、邦船社のタンカービジネスも影響を受ける。化石燃料を主要貨物とするタンカーにとって逆風になる部分もあるが、低・脱炭素の貨物の新たな荷動きを捉続き

2021年10月4日

《連載》マーケットを読む!⑩<ケープサイズ>、NSユナイテッド海運 金光潔執行役員、新造船供給圧力、向こう3年低調

 ― ドライバルク市況の高騰が続いている。  「今回の市況高騰は、中国による穀物輸入増、石炭の代替特需、等によってまずパナマックス以下の船型で現れた。ケープサイズも、例年落ち込む1続き

2021年10月4日

英ファンドのタフトン、ハンディサイズ2隻買船、省エネ装置搭載

 英国の海運ヘッジファンドのタフトン・オセアニック・アセッツは9月30日、ハンディサイズ・バルカー2隻を計4120万ドルで買船する契約に合意したと発表した。2隻には定期用船契約が約続き

2021年10月1日

《連載》変革期の不定期船オペレーター①、太平洋汽船、内航事業強化へ船員確保育成、外航事業は市況リスク最小化

 太平洋汽船は2020年11月に日本郵船の100%子会社となり、新たなスタートを切った。主力のドライバルク部門では、船隊を市況変動リスクを負わない規模まで縮小して収益を安定化。一方続き

2021年10月1日

《連載》マーケットを読む!⑨<ケミカル船>、MOLケミカルタンカーズ 飯島敬彦ダイレクター、中国のマルチプレーヤー化で第4の構造変化

 ― 今年これまでのケミカル船市況を振り返ってほしい。  「2月、米国ガルフ地区を大寒波が襲い、化学品プラントが集積する同地では多くのメーカーの生産設備の稼働が停止した。米国では経続き

2021年10月1日

飯野海運、ドバイに現地法人設立、ケミカル船事業で顧客対応強化、事業開拓

 飯野海運はこのほどアラブ首長国連邦ドバイフリーゾーンに現地法人「IINO LINES GULF DMCC」を設立した。9月30日発表した。同社のケミカル船事業の中核である中東航路続き

2021年10月1日

ワレニウス・ウィルヘルムセン、日立ABB製変圧器をRORO輸送

 自動車船・RORO船運航大手ワレニウス・ウィルヘルムセン・オーシャン(WWO)は9月24日、日立ABBパワーグリッド(10月から日立エナジーに社名変更)製の変圧器3台を自動車船で続き

2021年10月1日

ケープ市況、7万ドル台半ばに大幅続伸、2営業日で1万ドル超上昇

 英ボルチック・エクスチェンジが算定するケープサイズ・バルカー主要5航路平均用船料の29日付は前日比5773ドル高い日建て7万4786ドルとなった。2営業日で1万1756ドルも上昇続き

2021年10月1日

飯野海運、経営報告書の詳細報告編を発行

 飯野海運は9月30日、「経営報告書2021」(詳細報告編)を発行した。同社が中期経営計画の重点強化策の一つに掲げるサステナビリティの取り組みについて、同グループの各課題への具体的続き

2021年10月1日

NSユナイテッド、出社率50%以下に引き上げ

 NSユナイテッド海運は9月30日、政府の緊急事態宣言解除を受けた10月1日以降の勤務体制を発表した。これまで在宅勤務を活用し出社率30%以下としていた勤務体制を「出社率50%以下続き

2021年9月30日

《連載》邦船シンガポール拠点、最新事情⑨、ENEOSオーシャン・アジア/オデッセイ・マリタイム、アジアで新事業など展開目指す

 ENEOSオーシャンの海外グループ会社としてシンガポールに拠点を置くENEOSオーシャン・アジアとオデッセイ・マリタイムは、既存の事業分野や新たな分野で展開を図る。ENEOSオー続き