海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2023年2月13日

バルカー船腹統計、新規発注、1月は27隻、解撤は7隻

 英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)の集計による今年1月末時点のバルカー新造発注残は797隻で、前月末比15隻減少した。1月の竣工隻数が42隻だったため、続き

2023年2月10日

《連載》船腹調査②パナマックス・バルカー、カムサマックスが過半を占める

 ベッセルズ・バリューのデータによると、全世界の既存のパナマックス・バルカーは昨年末時点で2619隻で、1年前から105隻増加した。内訳は従来型パナマックス(8万1000重量トン未続き

2023年2月10日

オドフェルの通期、純利益1億4000万ドル、黒字転換、市況好調が寄与

 ケミカル船大手オドフェルの2022年通期決算は純利益が1億4160万ドルとなり、前年の3320万ドルの赤字から黒字に転換した。ケミカル船市場の需給バランスの改善により、引き続き市続き

2023年2月9日

《連載》中国の転折点⑧、タンカー・ガス船、中国不在は想定難しく、地政学リスクへ備えも

 タンカーやガス船のマーケットでも、中国は大需要国として存在感を増している。原油の海上荷動きで中国のシェアは最大で、LPG市場でも需要国としての立場を固めつつある。LNGも一昨年、続き

2023年2月9日

《連載》邦船社の船隊動向③自動車船、LNG燃料船の新造整備継続

 邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)はLNG燃料自動車船の新造整備を引き続き進める方針だ。3社がこれまでに発注を決めたLNG燃料自動車船は就航済みを含めて計37隻。追加発続き

2023年2月9日

ユーロナブ、緊急仲裁の申請却下

 ベルギー船社ユーロナブがフロントラインによる合併契約の解除に対して求めていた緊急仲裁措置の申し立てが却下された。2社が7日発表した。   ユーロナブは1月17日にフロントライン続き

2023年2月8日

22年の新車輸出台数、前年比横ばい、自動車生産制約緩和で下期に挽回

 日本自動車工業会の集計による2022年の日本からの新車(四輪車、CKDを含む)輸出台数は、前年比0.1%減の381万3269台とほぼ横ばいだった。当初は新型コロナウイルス禍による続き

2023年2月8日

SSYレポート、コロナ禍克服で下期大幅に改善、23年ドライ市況見通し

 英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)はこのほど2023年のアウトルックレポートを公表した。この中でドライバルクマーケットについて、今年成長軌道に戻ると予想続き

2023年2月8日

オーシャンパル、ケープ1.3万ドルで短期貸船

 ギリシャ船主ダイアナ・シッピングの子会社オーシャンパルは6日、2005年建造の17万7243重量トン型ケープサイズ・バルカー“Baltimore”の定期貸船契約を現代グロービスと続き

2023年2月7日

《連載》船腹調査①ケープサイズ・バルカー、LNG燃料船、発注残の4割に拡大

 ベッセルズ・バリューのデータと各社発表によると、2022年末時点でのケープサイズ・バルカーの新造発注残は126隻(21年末時点では150隻)だった。このうちLNG燃料船は53隻(続き

2023年2月7日

《連載》邦船社の船隊動向②LNG船・海洋事業、LNG船増強が進展、海洋は風力へ

 邦船大手の船隊で今後特に増えるのはLNG船になる。大手3社のLNG船隊は各社の決算関連資料によると、商船三井が今年3月末の見込みとして91隻(エタン船6隻除く)、日本郵船が昨年9続き

2023年2月7日

G7・EUら、ロシア産石油製品に価格上限、5日から

 主要7カ国(G7)や欧州連合(EU)などによるロシア産石油製品に対する価格上限措置が5日から実行された。同措置がプロダクト船市場にどのような影響を与えるかが注目される。  G7続き

2023年2月7日

邦船不定期専用船部門、自動車船・エネルギー輸送が牽引、郵船は通期2000億円超え

 主要邦船社の不定期専用船部門の2022年4〜12月期の経常損益は前年同期比で大幅な増益となった。これまで業績を牽引してきたドライバルク市況が下落したが、自動車船とエネルギー輸送の続き

2023年2月7日

ユーロナブの通期、純利益2億ドル、黒字転換

 ベルギーのタンカー大手ユーロナブの2022年通期決算は、純利益が2億289万ドルとなり、前年の3億3878万ドルの赤字から黒字に転換した。売上高は前年比2倍の8億5467万ドル、続き

2023年2月6日

《連載》中国の転折点⑦、自動車船、中国輸出急増で好機と課題、政治的影響強まるとの見方も

 中国の自動車輸出台数の急増が、自動車船部門に大きなチャンスと課題をもたらしている。年間300万台クラスの大輸出国の突然の出現は、自動車船の船腹需給逼迫と運賃・用船料上昇の一因にな続き

2023年2月6日

ストルト通期、純利益前年比3.6倍、ケミカル船事業の好調寄与

 ノルウェーの海運グループ、ストルトニールセンの通期決算(2021年12月~22年11月)は純利益が2億8086万ドルとなり、前年比3.6倍に増加した。売上高は前年比27%増の27続き

2023年2月6日

共栄タンカー、4~12月期経常益が6倍

 共栄タンカーの2022年4~12月期決算は経常利益が前年同期比5.7倍の3億9700万円となった。売上高は前年同期比22%増の109億8600万円、営業利益は同89%増の6億93続き

2023年2月6日

飯野海運、「埼玉県森林づくり協定」締結

 飯野海運は2日に秩父広域森林組合、埼玉県と「埼玉県森林づくり協定」を締結した。3日発表した。社会貢献と生物多様性・環境保全への取り組みの一環となる。  今回、埼玉県と強いつなが続き

2023年2月3日

《連載》邦船社の船隊動向①ドライバルク、LNG燃料船、今年から運航開始

 邦船大手のドライバルク部門では、LNG燃料船の運航がいよいよ今年スタートする。邦船社のLNG燃料ドライバルク船の発注残は現在15隻で、このうち8隻が荷主との契約を決めずに発注した続き

2023年2月3日

ENEOS、MCHの実証プラントを豪に建設、製造効率最大化、日本への輸送も

 ENEOSは1月30日、水素キャリアの一種であるメチルシクロヘキサン(MCH)を製造する実証プラントを豪州に建設したと発表した。同プラントは2月から運転を開始する。製造効率最大化続き