海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2022年9月2日

内航総連/日本旅客船協会、非化石エネルギー転換で要望、交政審ヒアリングで

 国土交通大臣の諮問機関である交通政策審議会は8月31日、改正省エネ法に基づき運輸事業者の非化石エネルギーへの転換を促すための国の判断基準を検討する小委員会を開催した。基準の策定に続き

2022年9月2日

内航NEXT第1回セミナー開催、内航総連・NSU内航・旭タンカーのトップが講演無料

 海事プレス社は、内航海運業界を応援するキャンペーン「内航NEXT」の第1回セミナーを9月1日にオンラインで開催した。日本内航海運組合総連合会の栗林宏𠮷会長(栗林商船社長)、NSユ続き

2022年9月2日

環境省・23年度概算要求、再エネ電源の港湾設備補助を継続、舶用部品の省CO2製造支援も

 環境省は2023年度当初予算の概算要求で、国土交通省との連携事業として空港・港湾・海事分野における脱炭素化促進事業に17億1500万円を計上した。港湾分野ではカーボンニュートラル続き

2022年9月2日

国際フェリー・RORO船社、新造整備で貨物輸送能力増強へ、既存船の使い道にも注目

 国際フェリー・RORO船社が運航船の新造整備や輸送サービスの拡充を図っている。韓国のパンスターは、2025年に新造フェリーを釜山/大阪航路に投入する。日中国際フェリーとコスコ・シ続き

2022年9月2日

鉄道・運輸機構、内航共有船金利を引き上げ

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は9月1日付で、内航共有船の船舶使用料に関する金利を一部改定した。改定後の金利は表のとおり。固定型では、一部共有期間の金利を引き上げた。続き

2022年9月1日

《連載》邦船シンガポール拠点、最新事情①、NYKバルクシップアジア、メタノール船増強で安定収益拡大、MRは好市況を享受

 日本郵船グループで在シンガポールのNYKバルクシップアジアは、スポット・短期ビジネスのMR型プロダクト船で好調な市況を取り込むとともに、メタノール船隊を増強し安定収益基盤を拡大し続き

2022年9月1日

《連載》帆の復権<下>、国際風力船協会・オールライト事務局長、既存オプションとの互換性に強み

 風力推進装置を搭載した船の普及は今後拡大する見通しだ。風力推進船の普及に取り組む国際風力船協会(IWSA)のギャビン・オールライト事務局長は本紙の書面インタビューに応じ、風力推進続き

2022年9月1日

風力発電展開幕、海事産業も出展、洋上風力向けサービス・技術をPR

 風力発電の国際展示会、第2回WIND EXPO[秋]~[国際]風力発電展(主催=RX Japan)が8月31日に幕張メッセで開幕した。日本郵船グループ、東京汽船、三井E&S造船、続き

2022年9月1日

髙橋海事局長、前年度比1.5倍、130億円の概算要求、海運税制は拡充・延長要望

 国土交通省の髙橋一郎海事局長は8月31日の専門紙記者懇談会で、2023年度税制改正要望で拡充・延長を求めた海運税制について、「これらの特例措置は海事産業全体だけでなく、日本が直面続き

2022年9月1日

経産省・23年度概算要求、水素供給網構築へ技術開発に89億円、洋上風力調査に45億円

 経済産業省は2023年度当初予算の概算要求で、資源・エネルギー関係予算(エネルギー対策特別会計)に前年度予算比15.2%増の8273億円を計上した。新規事業として、競争的な水素サ続き

2022年9月1日

デジタル庁・23年度概算要求、アナログ規制見直しで新規予算、臨時国会から法案事前審査

 デジタル庁は2023年度当初予算の概算要求で、デジタル原則を踏まえた規制の横断的見直しにかかる経費として1億6000億円を新規に盛り込んだ。政府のデジタル臨時行政調査会では現在、続き

2022年9月1日

ヤラ、ノーザンライツと、CO2の輸送・貯留で商業契約

 世界最大のアンモニア関連企業のヤラ・インターナショナルは8月29日、ノルウェーの二酸化炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトのノーザンライツと、CO2の輸送と貯留に関する商業契約を続き

2022年8月31日

国内船主、売船活動をストップ、PO行使で償却資産確保が困難に

 国内船主(船舶オーナー)による売船活動がストップ状態に突入した。船価高、先納期などで新規投資が難しい中、買取オプション(PO)の行使も進んでおり、償却資産の確保が一層困難になって続き

2022年8月31日

《連載》海運ブーム再び⑤、周辺産業のビジネス拡大せず、オペの資金力増大、バルカー投資減で

 「あの頃は毎日のように船主と新造案件を話し、本当に忙しかった」(邦船関係者)「あれだけの膨大な資金を集中的に船主に融資したのは後にも先にもあの時だけだろう」(金融関係者)「船をど続き

2022年8月31日

《連載》帆の復権<中>、経済性向上が普及の鍵、技術進化で効率最大化へ

 帆船が海上輸送の主流でなくなってから1世紀以上。さらに、オイルショック後に帆走技術の再普及がとん挫してからも40年近い歳月が過ぎた。今また過去の技術が復活しようとしているのは、脱続き

2022年8月31日

商船三井、LNG燃料フェリー2番船が進水、フェリーさんふらわあの別府航路に来年就航

 商船三井は30日、三菱造船に発注した日本初となるLNG燃料フェリーの2番船の命名・進水式が、三菱重工業下関造船所江浦工場で開催されたと発表した。商船三井の池田潤一郎会長が本船を“続き

2022年8月31日

海事センター、神戸で海事立国フォーラム、海事人材の役割・育成を展望

 日本海事センターは30日、神戸で第30回海事立国フォーラムを開催した。講演やパネル討論を通じて、デジタル化、脱炭素化が進む海事社会で海事人材に期待される役割、育成の在り方などにつ続き

2022年8月31日

水素VC協議会、西村経産相に政策提言、水素運搬船の量産化を

 水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)は29日、西村康稔経済産業相に対して、水素の社会実装加速に向けた政策提言を行った。内山田竹志会長(トヨタ自動車会長)は、「かつて日本がL続き

2022年8月31日

九州運輸局、鹿児島水産高が船員体験

 国土交通省九州運輸局鹿児島運輸支局はこのほど、鹿児島水産高校の生徒が船員業務の現場を体験するインターンシップを実施したことを明らかにした。同校は、県内唯一の水産・海洋系高校で、夏続き

2022年8月31日

トタル、スコットランド最大の洋上風力が一部稼働

 トタル・エナジーズはこのほど、スコットランドのアンガス沖のシーグリーン洋上風力発電所が発電を開始したと発表した。計114基の風車のうち、1基目が23日早朝に稼働した。全面稼働は2続き