2020年7月16日船主税務トピックス 船主税務

《連載》船主税務トピックス⑯
課税リスクの分析(CFCの金銭等の交付<2>)
税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義氏

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 前回説明したスキームは、タックスヘイブン税制の適用下にある外国子会社(CFC)がその株主である船主に交付した取引上の対価関係の無い金銭等は(寄附ではなく)配当として取り扱われること、そしてそれを受取った船主には益金不算入規定が適用されること、という見解を拠り所として展開されるスキームであるが(以下「金銭等交付スキーム」という)、その具体的な論点は、次のとおりである。 ■金銭等交付ス...

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