2020年3月19日コロナショック

<緊急調査・海事産業のコロナショック>
懸念の対象は中長期の需要動向に
コンテナ船、足元は急速に改善

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 新型コロナウィルスで世界的な景気後退懸念が強まる中、コンテナ船事業における懸念は中長期の需要の見通しに移っている。中国発着の物量やオペレーションは今月に入って急速に回復しており、足下のコンテナ船マーケットも比較的堅調に推移している。減便効果もあるが消席率は高い水準で推移しており、欧州からの復航では時間差で減便が本格化し、需給が逼迫。長期契約の更改交渉でも強い逆風は見られない。ただ、関係者...

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