《緊急調査第３弾：コロナショック⑨》
訪船時のＰＣＲ検査など現地作業の負担増
舶用メーカー、来期の経営面に不安も

　国を超えた人・モノの移動を事業の根幹とする舶用メーカーでは、引き続き移動制限による影響が大きいようだ。一部例外として入国規制が緩和されている国もあるものの、訪船時には「複数回のＰＣＲ検査を課せられるなど、作業が非常にやりにくい」（舶用メーカー関係者、以下同）。また、「目の前の仕事は確保しているが、来期はかなり厳しい」など業績面の不安を指摘する声もあった。一方、解決した課題として「営業部門...