2024年8月20日
新造船市場における中国造船所の影響力が年々高まる中、今後大幅にシェアを伸ばすことが予想される船種も複数ある。2024年以降の竣工予定船の動向をみると、日本や韓国の造船所が長年にわ…続き
2024年8月19日
新造船市場では中国造船所の影響力が年々高まっており、2023年は中国が年間受注量で60%、建造量で53%(いずれもIHSマークイット統計)と多大な市場シェアを占めるまでになった。…続き
2024年7月8日
海外の船主・オペレーターやシップブローカー・サービスプロバイダーなどの海事関連企業の日本での拠点新設・増強が相次いでいる。本紙が把握しているだけで過去約2年の間に計13社が日本拠…続き
2024年7月5日
超円安が続いていることで、国内船主や金融関係者による将来の円高へのリスク意識が希薄になっているとの指摘が増えている。為替リスクを取る投資案件では、円ドル相場の損益分岐点における為…続き
2024年7月4日
歴史的円安による舶用メーカーへの影響は、海外向けに強みを持つメーカーにとってはドル建て収入の増加というメリットがある一方、海外から輸入する部品や材料の仕入れコスト上昇がマイナス影…続き
2024年7月3日
ドル建て契約船の多い国内造船業は円安が収入面でプラス材料になるが、修繕事業に限るとその様相は異なる。日本の修繕ドックは日本船の受け入れが多く、調達品も船主支給が一般的なため、円収…続き
2024年7月2日
日本に拠点を置く船舶管理会社にとって円ドル相場における円安はどのように作用するか。船舶管理会社の収入である船舶管理料はドルベースであることが多く、ドル収入である多くの企業と同様に…続き
2024年7月1日
為替の円安は内航海運にも間接的に影響する。円安を一因とする物価高によって一般消費財の需要が落ち込み、フェリー・RORO船などの輸送量に影響。この状況が続けばトラックドライバー時間…続き
2024年6月28日
対ドル円レートは不定期船(バルカー、タンカー、自動車船など)の日本発着の荷動きに影響し、基本的に円安は自動車、鋼材などの輸出貨物にプラスに、エネルギー・原料などの輸入貨物にはマイ…続き
2024年6月27日
急速な円安進行が、日本発着のコンテナ荷動きにも影響を及ぼしている。コンテナ船で輸入される消費財などの商品価格が円ベースで上昇し、消費が冷え込んでいることも受け、足元では日本港湾の…続き
2024年6月25日
外航船の新造商談はドル建ての受注が大半を占めるため、通貨安は造船業にとって業績だけでなく、新造船マーケットでも追い風になる。その一方で、足元は1ドル=150円台の歴史的円安が続く…続き
2024年6月24日
1ドル=150円台の歴史的円安が続き、日本造船業が息を吹き返している。主力造船所では前期決算で業績の急回復がみられ、賃上げや設備投資に対応できているのも「円安のおかげ」との声もあ…続き
2024年6月20日
為替レートは、収入の大半がドル建ての外航邦船社の業績と経営に大きな影響を与えてきた。中でも1985年のプラザ合意後の急激な円高では、日本人海上職を中心とする大規模な緊急雇用調整を…続き
2024年6月18日
歴史的な円安が海事産業を揺さぶっている。ドル収入が多い海事産業にとって円安は基本的にプラス材料だが、行き過ぎた円安のマイナス面が顕在化してきた。国内船主(船舶オーナー)への影響で…続き
2021年8月18日
タンカーの中で大型化が特に進んだのがLNG船だ。大型の汎用船型はかつての12~14万立方㍍型から現在は17万~18万立方㍍型へと変遷した。大型化と推進機関の変化をはじめとする技術…続き
2021年8月13日
バルカーの歴史は船型大型化の歴史でもあり、海運・造船業界は輸送効率を高めるためにさまざまな制約下での最大の船型を開発してきた。その結果、大型鉱石船(VLOC)、ケープサイズからハ…続き
2021年8月10日
大型化した船舶を保有するのか、超大型船に融資するのか―。国内船主(船舶オーナー)や金融機関には超大型船をめぐって賛否両論がある。船主にとっては長期用船の獲得、償却資産の確保などで…続き
2021年8月5日
船舶の事故による自己と関係者、第三者に対する損害の規模は、理論上は船舶が大型化するにつれて漸増する。その理由は、経済的には船価や搭載する舶用機器が高額化するほか、積載貨物の量と価…続き
2021年8月3日
船型が大型化するにつれて、造船所では設備の制約により従来の建造体制が維持できず、設備投資や生産体制の見直しが常にテーマとなる。 かつて造船所で大型設備の1つの基準となる船種はV…続き
2021年7月29日
■操作性に変化 船舶の大型化を船舶管理の側面からとらえるとどうか。 さまざまな船種でじわじわと大型化が進んできたが、運航の現場では、特に超大型コンテナ船でそれまでの船型と比べ…続き