2024年7月5日検証円安の功罪
《連載》検証 円安の功罪⑪
円高へのリスク意識希薄に
船主・金融、為替耐久力が低下
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超円安が続いていることで、国内船主や金融関係者による将来の円高へのリスク意識が希薄になっているとの指摘が増えている。為替リスクを取る投資案件では、円ドル相場の損益分岐点における為替耐久力が著しく落ちている。将来の売船時の円高リスクを指摘する声もある。円安が「ニューノーマル」であれば問題はないが、船主の経営悪化の歴史は常に円高とともにあった。超円安の今こそ、円高に意識を向けるべきとの意見も...
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