マーケットを読む

    足元のマーケット動向は。今後の市況へのプラス材料とマイナス材料は。市場関係者に、船種船型ごとのマーケット見通しを聞きます。

    2022年10月19日

    《連載》マーケットを読む!⑪<VLCC、VLGC>、川崎汽船 服部省吾油槽船グループ長、海上輸送の非効率化が市況下支え

     ― 今年足元までのVLCCのスポット運賃市況をどう見ているか。  「欧州向けの原油輸送でスエズマックスの需給が締まり、市況が上がった。スエズマックスが多かった欧州向けだがVLC…続き

    2022年10月17日

    《連載》マーケットを読む!⑩<VLCC、プロダクト船>、東神インターナショナル 森本記通社長、世界の本格的な需要回復が必要

     ― 今年のVLCC市況の振り返りを伺いたい。  「世界のエネルギー輸送はウクライナ侵攻以降、大きく変化したが、VLCC市況は長らくマイナス用船料が続いた。中東出し中国向けが原油…続き

    2022年10月13日

    《連載》マーケットを読む!⑨<近海船>、商船三井ドライバルク 蓮実学執行役員/原口雄一郎営業統括部長、船腹供給不足が長期化の様相

     ― この1年の近海船マーケットに対する評価は。  「近海船マーケットは好調な状態が継続している。近海船はハンディサイズ以上のバルカーのマーケットが下落した後もなお好調で、日本出…続き

    2022年10月6日

    《連載》マーケットを読む!⑧<ケミカル船>、MOLケミカルタンカーズ 飯島敬彦ダイレクター、往復航の運賃格差で配船が変化

     ― 今年これまでのケミカル船市況を振り返ってほしい。  「足元(8月末現在)までマーケットは好調だ。コロナ禍からの回復に伴う景気回復により世界的に経済が好調であるため化学品の需…続き

    2022年10月3日

    《連載》マーケットを読む!⑦<中小型バルカー>、商船三井ドライバルク 蓮実学執行役員/原口雄一郎営業統括部長、大量発注なき好況で供給過剰回避

     ― 中小型バルカー市況が非常に高水準で推移したが、その要因をどう見るか。  「今年の旧正月明け以降、パナマックスからハンディサイズまでの主要航路平均用船料が2万5000ドルを超…続き

    2022年9月28日

    《連載》マーケットを読む!⑥<LNG船>、川崎汽船 蔵本輝紀LNGグループ長、EEXIで新鋭船需要さらに増加

     ― 今年これまでのLNG船のスポット運賃市況を振り返ってほしい。  「市況の上下動の波が激しかった。昨年末から年明けにかけては例年どおり、冬場の需要増加を受けて、17万立方㍍型…続き

    2022年9月21日

    《連載》マーケットを読む!⑤<中小型バルカー>、NSユナイテッド海運 征矢秀人執行役員、ハンディサイズに特にタイト感

     ― 小型バルカー市況は非常に高水準で推移したが、その要因は。  「2020年前半は新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しいマーケットとなったが、同年秋以降回復傾向となり、それが…続き

    2022年9月15日

    《連載》マーケットを読む!④<ケミカル船>、飯野海運 藤村誠一執行役員、市場環境は良好も、景気後退を懸念

     ― 今年上半期のケミカル船市況を振り返ってほしい。  「年明けから、コロナ禍からの経済回復や米国のプラント稼働再開による輸出再開、中国での検疫強化に伴う滞船、商品価格の上昇によ…続き

    2022年9月12日

    《連載》マーケットを読む!③<ケープサイズ>、NSユナイテッド海運 小野雄士執行役員、中国景気刺激策など市況押し上げに期待

     ― ケープサイズ市況が足元で大きく下落しているが、その要因は。  「中国の経済停滞に加えて、積地の豪州でコロナ対策としての検疫が緩和されたことなどから滞船が減少し、船舶の稼働率…続き

    2022年9月7日

    《連載》マーケットを読む!②<VLCC>、明和インターナショナル 長谷部清営業部長、船主心理強く、冬の需要で一段高も

     ― 今年のVLCC市況について、これまでの振り返りを伺いたい。  「長らく続いた低市況がウクライナ侵攻以降、徐々に変化してきた。その中で高硫黄重油と硫黄酸化物(SOx)規制適合…続き

    2022年9月1日

    《連載》マーケットを読む!①<ハンディバルカー>、NYKバルク・プロジェクト 津野泰明執行役員、秋以降反発も景気減速の影響注視

     ― ハンディサイズ/ハンディマックス・バルカー市況は過去1年非常に好調だったが、その要因をどうみるか。  「物流混乱に伴うコンテナ船市況高騰の影響が大きかった。従来はコンテナ船…続き

    2021年11月4日

    《連載》マーケットを読む(23)<ケープサイズ>、川崎汽船 田口雅俊執行役員(鉄鋼原料輸送事業担当)、環境対応・関連規制の需給影響も注視

     ― ケープサイズ市況が10年以上ぶりの高騰となっているが、その要因は。  「昨年、中国経済がコロナからいち早く回復し始めたことをきっかけに豪州からの鉄鋼原料需要が増加した。その…続き

    2021年10月28日

    《連載》マーケットを読む!(22)<新造船>、日本シップヤード 廣瀬崇取締役営業本部長、バルカーやコンテナ船は当面好調

     今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の営業設計統合会社、日本シップヤード(NSY)。今年1月の発足後、受注面では幸先の良いスタートを切っており、営業本部長の廣瀬崇取締役…続き

    2021年10月27日

    《連載》マーケットを読む!(21)<中小型バルカー>、川崎汽船 鶴川隆彦執行役員(バルクキャリア事業、ドライバルク事業企画調整担当)、輸送需要は向こう3年安定推移

     ― 中小型バルカーの用船市況が今年高騰した要因は。  「世界的な鉄鋼需要回復の影響が大きい。昨年COVID-19からいち早く回復した中国では鉄鋼需要が前年比9.1%増となり、今…続き

    2021年10月21日

    《連載》マーケットを読む⑳<ケープサイズ>、商船三井 久保裕義鉄鋼原料船部長、環境対応で用船市場が二極化

     ― 現在のケープサイズ市況高騰の要因は。  「揚げ地の中国での旺盛な建材・鉄鋼需要と、コロナ対策の検疫強化や天候の影響が大きい。中国政府の景気刺激策によって建設部門に資金が流れ…続き

    2021年10月20日

    《連載》マーケットを読む!⑲<LNG船>、商船三井 濱崎和也執行役員、夏と冬の市況変動が拡大

     ― 今年これまでのLNG船の運賃市況を振り返っていただきたい。  「今年はギリシャ船主の投機発注船が多数竣工することで、船腹需給が緩むというのが大方の見方だったが、実際は市況が…続き

    2021年10月14日

    《連載》マーケットを読む!⑱<ケープサイズ/パナマックス>、日本郵船 片山純不定期船グループ長、2030年までトレードの大変化なし

     ― ケープサイズ市況の足元の高騰の要因は。  「中国の鉄鉱石需要は底堅く、今年も昨年と同程度の輸入量が見込まれる。注目されるのは中国の石炭輸入の変化で、豪州との政治的な対立によっ…続き

    2021年10月13日

    《連載》マーケットを読む!⑰<VLCC、VLGC>、川崎汽船 中山久執行役員、原油需要回復はジェット燃料がカギ

     ― 足元のVLCC市況をどう見ているか。  「コロナ禍の影響が続いており、非常に低迷している。荷動きが少なく、船が余っているという状況だ。石油製品の中でも特にジェット燃料需要の回…続き

    2021年10月12日

    《連載》マーケットを読む!⑯<VLCC、VLGC、プロダクト船>、日本郵船 西島裕司執行役員、環境規制がプラス材料に

     ― VLCC市況の現状と今後の見通しを伺いたい。  「2019年は米国がイラン産原油の調達に関わった中国船社の一部を制裁対象に指定したことにより、船腹供給の絞り込み、および安定調…続き

    2021年10月11日

    《連載》マーケットを読む!⑮<LNG船>、日本郵船 渡辺浩庸執行役員、当面は高値推移、船腹需給を注視

     ― 今年のLNG船マーケットを振り返っての評価は。  「まずLNGの需要面、つまりカーゴの方から見ると、中国を中心とするアジアで強い需要があり、欧州の需要も堅調だ。LNG価格も昨…続き