海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2020年10月9日

VLCC改造鉱石船、9月に6隻がスクラップ売船

 マーケットレポートによると、9月にVLCC改造大型鉱石船(VLOC)6隻がスクラップ売船された。英船価鑑定大手ベッセルズ・バリューのデータによると、6隻は1980年代から90年代続き

2020年10月8日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年③【不定期船・近海船】、コモンキャリアとして50隻維持、三国間・バイオマス輸送など強化

 NSユナイテッド海運は一般不定期船事業に投入するハンディサイズ/ハンディマックス・バルカーと近海船の基幹船隊合計約50隻を運航し、日本出しの鋼材や南米出しの銅精鉱などを輸送してい続き

2020年10月8日

パナマックス期間用船、ドレフュスが1.1万ドルで1年用船

 英ボルチック・エクスチェンジの6日付の成約レポートで、パナマックス・バルカーの約1年の期間用船が表面化した。2010年建造の7万6980重量トン型“Magic Horizon”を続き

2020年10月8日

バルカー船腹動向、ケープ解撤量、9月は2隻

 英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)がまとめた2020年9月末時点のバルカー船腹概況によると、ケープサイズ・バルカー(10万重量トン以上)の9月の解撤量は続き

2020年10月8日

<Green×Shipping>海運GHG排出測定の国際枠組み、カーギルなど大手用船者17社が参画

 国際非営利組織のグローバル・マリタイム・フォーラム(GMF)は7日、用船者の温室効果ガス(GHG)排出量を測定する新たな国際的枠組み「The Sea Cargo Charter(続き

2020年10月7日

《連載》マーケットを読む!⑥<ケミカル船>、マーケットの二極化が顕著に、MOLケミカルタンカーズ 飯島敬彦ダイレクター

 ― コロナ禍以降のスポット運賃市況を振り返ってほしい。  「2月頃から需要が落ち込み、まずロットの大きな基礎化学品の運賃市況が低迷した。ただ、製品によっては堅調な需要を維持した続き

2020年10月7日

SAL、米船社インターマリンを買収、重量物船業界に再び再編機運

 ドイツの重量物船社SALヘビーリフト(本社=ハンブルグ)は5日、米国の同業インターマリン(本社=ヒューストン)の株式の過半を取得したと発表した。SALはインターマリンの名称を引き続き

2020年10月7日

ケープサイズ市況、3.4万ドルに続伸、1年ぶり高値

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するケープサイズ・バルカー主要5航路平均用船料の5日付は前日比1227ドル高い3万4293ドルで、昨年9月以来およそ1年ぶりの高値水準となった。続き

2020年10月6日

小名浜港、国際バルクターミナル供用開始、石炭輸送の拠点に

 国土交通省と福島県、小名浜埠頭会社、小名浜東港バルクターミナルは3日、小名浜港・東港地区で整備していた国際バルクターミナルの供用式典を開催した。赤羽一嘉国交相や平沢勝栄復興相、内続き

2020年10月6日

ジャンボ、米国向けヨットなど輸送完了

 オランダの重量物船運航船社ジャンボはこのほど、欧州から米国向けに約10隻のヨットなどの輸送を完了したと発表した。輸送したのはヨットのほか、重さ173トンの変圧器3台、368トンの続き

2020年10月5日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年②【鉄鋼原料輸送】、世界の鉄鋼業の海上輸送インフラに、市況耐性・環境・安全対応をさらに強化

 鉄鋼原料輸送は、NSユナイテッド海運のコア事業であるとともに発足後10年で最も効果的に拡大した部門だ。大型鉱石船・ケープサイズバルカーは現在45隻で、今年度中の40万重量トン型「続き

2020年10月5日

オドフェルやバルチラなどノルウェーで、遠洋航路で燃料電池プロジェクト

 ノルウェーで遠洋航路の運航船への搭載を想定した燃料電池プロジェクトが進められている。ケミカル船社オドフェル、バルチラ、燃料電池技術開発のプロトテック、石油・ガス会社ルンディン・エ続き

2020年10月5日

ナビオス・マリタイムHD、ケープ・パナマックス各1隻売船

 ナビオス・マリタイム・ホールディングスは1日、ケープサイズ・バルカーとパナマックス・バルカー各1隻を、グループのナビオス・マリタイム・パートナーズに売船すると発表した。  売船す続き

2020年10月5日

VLGC需給、21年下期から改善、ポーテン・パートナーが予測

 米ブローカーのポーテン・アンド・パートナーズは大型LPG船(VLGC)の需給バランスについて、2020~21年は需給ギャップが拡大するが、21年下半期から改善すると見通した。今月続き

2020年10月2日

《連載》次代への戦訓/NYKバルク・プロジェクト前社長 阿部 隆 氏⑦、NGBと日之出郵船の合併、組織融和に注力

 2012年に当時の日本郵船の工藤泰三社長から、NGBと日之出郵船を合併してはどうかというお話を頂いた。合併の目的と経緯はすでにさまざまなところで説明されているので省くが、13年1続き

2020年10月2日

《連載》アフターコロナの海事産業⑰、重量物船、再エネ関連貨物へのシフト加速へ、顧客・船型など変化

 アフターコロナの重量物・プラント輸送マーケットの盛衰の鍵を握るのが、風力発電をはじめとする再生可能エネルギー関連貨物だ。同部門では、従来の主要顧客である石油・ガス分野から再生可能続き

2020年10月2日

NSユナイテッド内航、バイオマス燃料輸送船が竣工、イーレックス向け

 イーレックスとNSユナイテッド内航海運(NSU内航)は9月30日、バイオマス燃料輸送船“いぶき”の命名・引渡式が本田重工業(大分県佐伯市)で行われ、用船を開始したと発表した。イー続き

2020年10月2日

スワイヤ・バルク、CEOにクリッパーのノーボルグ氏

 スワイヤ・グループのチャイナ・ナビゲーション(シンガポール)は1日、傘下のドライバルク船社スワイヤ・バルクのCEOにピーター・ノーボルグ氏が2021年1月1日付で就任すると発表し続き

2020年10月2日

JERA、デジタルで火力発電所運営改善

 JERAは1日、火力発電所の運営業務をデジタル技術によって変革する「デジタル発電所」ビジョンを策定したと発表した。この取り組みを推進するため同日付けでO&M・エンジニアリング本部続き

2020年10月1日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年①/谷水社長インタビュー、イノベーションで次の10年を乗り切る、収益性と社会性を確保

 NSユナイテッド海運が、旧新和海運と旧日鉄海運の合併によって2010年10月1日に発足してから10周年を迎えた。谷水一雄社長(写真)は本紙インタビューで、発足後の10年を「合併は続き