海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2020年9月25日

ノルディック・アメリカン・タンカーズ、スエズ型2隻発注、サムスン重工に

 スエズマックス・タンカー大手ノルディック・アメリカン・タンカーズ(NAT)は23日、スエズマックス2隻を韓国のサムスン重工業に発注したと発表した。これにより同社のスエズマックス船続き

2020年9月25日

ケープサイズ市況、2日連続で1000ドル超上昇、FFAは2万ドル超え

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するケープサイズ・バルカー主要5航路平均用船料の23日付は、前日比1363ドル高い1万8592ドルとなり、2日連続で1000ドル以上上昇した。F続き

2020年9月25日

NSユナイテッド、上期経常益8億円に上方修正、ドライ市況上振れで

 NSユナイテッド海運は24日、2020年4~9月期業績予想を営業利益18億円(前回予想12億円)、経常利益8億円(同5億円)、当期純利益28億円(同27億円)にそれぞれ上方修正し続き

2020年9月24日

《連載》次代への戦訓/NYKバルク・プロジェクト前社長 阿部 隆 氏①、コンテナ・鉄鋼原料船で基礎を学ぶ

 阿部隆氏は日本郵船グループのハンディバルカー・在来運航船社NYKバルク・プロジェクト(NBP)の社長を2018年まで務めた。04年にNBPの前身のNYKグローバルバルク(NGB)続き

2020年9月24日

《連載》マーケットを読む!⑤<ケミカル船>、世界経済のコロナ禍からの回復を注視、飯野海運 藤村誠一執行役員(飯野シンガポール社長)

 ― コロナ禍はケミカル船市況にどのような影響を及ぼしたか。  「5~6月にケミカル船市況が高騰した。3月にOPECプラスが原油の協調減産で合意できなかったことによるサウジアラビア続き

2020年9月23日

ドライバルク市況、1カ月ぶりに全船型が上昇

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するバルカー主要航路平均用船料の17日付は、ケープサイズからハンディサイズまでの4船型が1カ月ぶりに揃って上昇した。  ケープサイズ主要5航路平続き

2020年9月23日

豪州AMSA、船員賃金未払いでバルカー入港禁止、今年5隻目の処分

 豪州のポート・ステート・コントロール当局である海洋安全局(AMSA)は17日、パナマ船籍のバルカー“AC Sedoda”で乗組員に対する11万8000豪州ドル以上の未払い賃金があ続き

2020年9月18日

《連載》マーケットを読む!④<ハンディバルカー>、複合的要因で年内は堅調に推移、NYKバルク・プロジェクト執行役員 津野泰明 氏

■コロナで鉄鋼・建設関連が減少  ― コロナ危機後のハンディバルカー市況は。  「やはり総じて悪かった。鉄鋼産業が自動車産業向けなどの落ち込みによって低迷し、ハンディサイズ続き

2020年9月18日

ダイアナ・シッピング、06年製パナマックス中古売船、710万ドルで

 ギリシャ系ドライバルク船主ダイアナ・シッピングは16日、パナマックス・バルカー1隻を中古売船すると発表した。2006年滬東中華造船建造の7万4381重量トン型“Coronis”を続き

2020年9月17日

《連載》アフターコロナの海事産業⑪、タンカー、トレード多様化継続、邦船、海外やチェーンへの展開通じ成長描く

 タンカーはコロナ禍が本格化して半年の間、輸送需要やマーケットの変動にさらされた。コロナによるエネルギーや消費の落ち込みで輸送需要の減退を余儀なくされるが、アフターコロナは、トレー続き

2020年9月17日

<Green×Shipping>ステナバルク、EMのバイオ燃料で航海試験

 スウェーデン船社ステナバルクは14日、エクソンモービル(EM)のバイオ燃料油を用いた航海トライアルに成功したと発表した。船上におけるバイオ燃料の貯蔵、取り扱い、主機や補機での使用続き

2020年9月17日

商船三井、自動車船で豪州からVSPS認証、検疫検査スムーズに

 商船三井は16日、豪州農業省(Department of Agriculture)からベッセル・シーゾナル・ペスト・スキーム(VSPS)の認証を受けたと発表した。同社が農業害虫の続き

2020年9月17日

多目的船社チポルブロック、日本総代理店にCWLを指名、船隊来年末に23隻

 中国・ポーランド合弁の多目的船運航船社チポルブロック(Chipolbrok)は、日本総代理店に米国フォワーダーのクレーンワールドワイドロジスティックス(CWL)を指名した。両社は続き

2020年9月17日

ケープ解撤、8月は今年初のゼロ、バルカー船腹動向

 英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)がまとめた8月末時点のバルカー船腹概況によると、ケープサイズ(10万重量トン以上)の月間解撤量が8月に今年初のゼロにな続き

2020年9月17日

NSユナイテッド、20年版統合報告書発行

 NSユナイテッド海運は15日、2020年版の統合報告書「NS United REPORT 2020」(日本語版)を発行したと発表した。  全てのステークホルダーを対象に、同社グ続き

2020年9月16日

《連載》マーケットを読む!③<ケミカル船>、21年から市況好転期待も不透明感、イーストポート・ジャパン 安斎容一郎社長

 ― 今後のケミカル船市況を予測するときのポイントは。  「新型コロナウイルス感染の状況次第であり、非常に見通しにくい。IMF(国際通貨基金)が6月に発表した世界経済の成長予測は2続き

2020年9月16日

日本出し鋼材荷動きに回復の兆し、アジア向け中心に、近海船の往航改善へ

 新型コロナウイルスの影響で激減した日本出し鋼材荷動きに、アジア向けを中心に回復の兆しが出ている。先行回復した中国向けだけでなく、東南アジア向けの荷動きもここに来て持ち直しつつあり続き

2020年9月15日

<Green×Shipping>ワレニウス、風力推進自動車船のデザイン発表、24年竣工目指す

 スウェーデン船主ワレニウス・ラインズ傘下ワレニウス・マリンはこのほど、帆を搭載して風力を推進力に利用する自動車船のデザインを発表した。全長約200m、7000台積みを想定し、CO続き

2020年9月14日

《連載》アフターコロナの海事産業⑧、自動車船、荷動き完全回復は2~3年後か、「CASE」への影響にも注目

 自動車船は新型コロナウイルス感染拡大の影響が最も大きい部門の1つだ。都市封鎖などによる世界の自動車販売・生産台数の停止を受け、完成車の海上荷動きは4月以降半分以下に激減した。ただ続き

2020年9月14日

《連載》マーケットを読む!②<在来船・重量物船>、鋼材荷動き、アジア向け中心に回復へ、NYKバルク・プロジェクト 執行役員 湯浅光訓 氏/森本政博 氏

■荷動き減、自動車産業の落ち込み反映  ― 新型コロナウイルス危機後の在来船の荷動きの状況は。  「太宗貨物の鋼材が大きく影響を受けて、特に自動車向け鋼板の需要の落ち込みの続き