台湾洋上風力で181億円の損失計上
中国電力、工程遅延などで収益性低下

　中国電力は28日、出資する台湾洋上風力事業について2023年期連結決算で計181億円の損失を計上すると発表した。工程遅延や資機材価格の高騰などによる工事費の大幅増加で収益性が低下したため。同社は中電工と設立した投資子会社Ｃ＆Ｃインベストメントを通じ、台湾の雲林県における洋上風力発電事業に出資参画している。中電工も同日、損失の計上を発表した。 　 新型コロナウイルス感染症流行の影響による...