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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年12月7日

新造船商況この1年/成約一覧(下)、コンテナ船が記録的発注ブーム、メガコンに加えて中小型船も回復

 コンテナ船の新造発注が活発化しており、年間発注量・受注残とも記録的な多さとなっている。1万TEU型以上のメガコンテナ船は、昨年が過去最高の発注隻数となったが、今年も年初来の新造発続き

2025年12月7日

三菱造船ら、LCO2タンクの新技術開発、熱処理省略技術で世界初の一般設計承認

 三菱重工グループの三菱造船は5日、低圧LCO2輸送船のタンクに日本製鉄が開発した鋼材を採用し、溶接後の熱処理(Post-Weld Heat Treatment : PWHT)を省続き

2025年12月7日

OECD造船委員会、船舶輸出金融ルール改定で大筋合意、融資条件緩和へ来年4月までに最終化

 経済協力開発機構(OECD)の第141回造船委員会が11月24~25日にパリで開催された。政府系金融機関による輸出船融資ルールの改定作業で、環境対応船の融資条件緩和に向けた改正案続き

2025年12月7日

欧州造船団体、EU経済安保方針を「無策」と批判、海事支援不在に不満声明

 欧州連合(EU)がこのほど、地政学リスクの高まりや中国依存への危機認識などから経済安全保障政策の基本指針を発表したが、海事産業への政策措置がなかったことに対し、欧州の造船・舶用機続き

2025年12月7日

三菱造船、ビジネスパートナーに説明会、建造能力強化へ連携呼びかけ

 三菱造船は11月17日、北九州市でビジネスパートナーを対象とした事業説明会を開催した。同社の事業概要と今後の戦略を共有。建造能力強化や生産効率向上に向けた連携強化を呼びかけ、世界続き

2025年12月7日

名村造船所、今年も工場見学会に7000人が来場

 名村造船所は11月23日、伊万里事業所で大型船見学会を開催した。好天の中、約7000人が来場。地元や近隣のほか、遠い県外からも見学者が訪れた。  完成間近の18万2000重量ト続き

2025年12月5日

新造船商況この1年/成約一覧<中>、中大型タンカーの新造発注高水準、ケミカル船やガス船は発注停滞

 2025年の新造船市場では、VLCCやスエズマックスといった中大型タンカーの発注も平年以上の高水準となっている。VLCC、スエズマックスとも60隻前後の新造発注が表面化しており、続き

2025年12月5日

スタビロ、大型コンテナ船の減揺装置を開発、コンテナ流出・荷崩れ防止へ一手

 船舶の減揺装置(アンチローリングタンク=ART)の専業メーカー、スタビロ(本社=千葉市)は、全長400m級の大型コンテナ船向けのARTを開発し、特許協力条約(PCT)に基づく国際続き

2025年12月5日

三菱重工マリンマシナリ、就航船向けプロペラ累計受注300基に、推進効率改善策で採用進む

 三菱重工マリンマシナリはこのほど、2013年以降の通算のプロペラレトロフィットの累計受注が300基を達成したと発表した。世界的な脱炭素の流れのなかで、推進効率の改善を図る対策とし続き

2025年12月5日

福井製作所が主催、日本企業がノーザンライツ設備を見学、LCO2輸送バリューチェーンを視察

 安全弁専業メーカーの福井製作所は11月19日、ノルウェー・ベルゲンで、日本のエネルギー・海運企業を招き、ノルウェーで進められている世界初の商用二酸化炭素回収・貯留(CCS)プロジ続き

2025年12月5日

川崎重工、サイバー統一規則準拠の認証取得、船舶運航管理支援システムでNKから

 川崎重工業は4日、船舶運航管理支援システム「SOPass船上システム(K24SP-US1)」を対象に、日本海事協会(NK)から、国際船級協会連合(IACS)が定めた船舶のサイバー続き

2025年12月5日

基幹労連が討論集会、来春の賃金改善要求1.5万円で検討、上回る要求も容認

 造船や鉄鋼の労組からなる基幹労連は4日、仙台市内で討論集会を開催し、来年の春季労使交渉(春闘)の賃金改善の統一要求額を1万5000円とすることで検討を開始した。前春闘と同金額とな続き

2025年12月5日

米国で造船所建設計画相次ぐ、テキサスとアラバマで砕氷船や舟艇の建造拠点

 米トランプ政権の造船再生政策を背景に、米国内で造船所の建設・整備計画が相次いで具体化した。テキサス州では今月、10億ドルの投資により砕氷船造船所の建設計画が始動。アラバマ州では6続き

2025年12月5日

名村造船所、新182型ケープ“AQUABELLA”竣工

 名村造船所は11月28日、伊万里事業所で建造していた18万2000重量トン型バルカー“AQUABELLA”を竣工した。エネルギー効率設計指標(EEDI)規制のフェーズ3に対応した続き

2025年12月5日

JMU、82型バルカー“PONT-ROUGE”竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は11月27日、呉事務所で建造していた8万2400重量トン型バルカー“PONT-ROUGE”を引き渡した。  新造船は次世代パナマックス・バ続き

2025年12月5日

古野電気、日本郵船の自動車船に避航操船支援システム

 古野電気は3日、日本郵船が発注した自動車専用船に、日本財団が進める無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」で同社が開発に参画した自律航行システム「避航操船支援システム」が先続き

2025年12月5日

中国塗料、韓国塗料メーカーと資本業務提携

 中国塗料は11月28日開催の取締役会で、韓国の塗料メーカーである三和ペイント工業(SAMHWA PAINTS INDUSTRIAL CO., LTD.)と資本業務提携契約を締結す続き

2025年12月4日

《シリーズ》舶用トップインタビュー、中北製作所、生産能力拡充で供給責任果たす、印の新興企業と協業し船舶DXも加速無料

 流体制御装置の総合メーカーである中北製作所は、国内造船の稼働上昇を背景に、2008年前後の繁忙期に迫る売上水準に回復している。受注残も厚く、工場はフル稼働が続く。宮田彰久社長は「続き

2025年12月4日

《シリーズ》造船再生にデジタルの力、データ連携で変革、造船が核に、MTIフォーラムで造船所ら産学官パネル

日本郵船グループのMTIが2日に開催した「Monohakobi Techno Forum 2025」では、造船所を軸に産学官代表者によるパネルディスカッションが行われ、業界内のデジ続き

2025年12月4日

新造船商況この1年/成約一覧(上)、中国新興が期近納期で受注急拡大、バルカー、日本も国内向けケープなど受注

 2025年のバルカーの新造船市場は、前年と比べると期近な船台を完売していた造船所が多かったことから成約が減少傾向にあったものの、ケープサイズを中心に平年以上の発注がみられた。特に続き