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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2025年12月22日

VLCC、新造発注がリーマン後で最多水準、年初来75隻超、年末に受注ラッシュ

 VLCCの新造発注が活発化している。ベッセルズ・バリューのデータを基に集計すると、年初来に発注されたVLCCは76隻プラス・オプション1隻。年間の発注隻数は発注ブームだった昨年を続き

2025年12月22日

政府が造船再生検討会、23日に初会合、造船業の官民投資策を検討

 造船業再生に向けて1兆円規模の官民投資の方向性が示されたことを受け、政府は総合的な官民投資策を検討するための検討会を設置する。海事4団体のトップもオブザーバーとして参加し、今後の続き

2025年12月22日

NSY・今治造船・JMUが概念設計、コンテナ船に風力推進を最適配置、最大7%燃費改善

 日本シップヤード(NSY)は19日、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)とともに、コンテナ船を対象とした風力推進装置配置の概念設計を完了したと発表した。帆の搭載が難しい続き

2025年12月22日

日立造船マリンエンジン、アンモニア機関の生産設備を整備、新燃料対応を拡充

 カナデビアは19日、同社連結子会社で今治造船との合弁会社である日立造船マリンエンジンが、アンモニア燃料舶用エンジンの生産に向け、熊本県玉名郡長洲町の本社工場への設備投資を決定した続き

2025年12月19日

造船工業会の檜垣会長、造船再生のカギは設備増強と「連携」、「過去にない連携を」

 日本造船工業会の檜垣幸人会長は18日に記者会見を開催し、政府支援が決まったことで今後業界として大規模な設備投資に取り組む方向性を示した。また目標とする建造量1800万総トンの実現続き

2025年12月19日

ABBとHDFエナジー、高出力燃料電池ユニットを開発、2030年から量産へ

 ABBは15日、フランスの再生可能エネルギー事業者HDFエナジーと、船舶向けの高出力燃料電池ユニットの共同開発契約(JDA)を締結したと発表した。メガワット級の出力を想定し、コン続き

2025年12月19日

大島造船所、「マルチレディ」バルカーでAiP、複数燃料や船上CCSの改造に柔軟対応

 大島造船所は18日、アンモニアとメタノール、LNGの複数燃料への転換や、船上二酸化炭素回収装置(船上CCS)の搭載改造工事に対応可能な「マルチレディ」バルカーのコンセプト設計を開続き

2025年12月19日

ゼロエミ船建造設備に造船舶用5件、514億円投資、名村造船がタンク設備など291億円

 政府のGX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債を活用したゼロエミッション船建造促進事業の対象に、新たに造船所3グループと舶用資機材系3件の計画が採択された。合計で514続き

2025年12月19日

マイヤーベルフト、MSC向け大型客船最大6隻受注、今後10年の操業確保

 ドイツの客船建造大手マイヤーベルフトは15日、MSCクルーズから次世代クルーズ船4隻プラス・オプション2隻を受注した。両社が同日発表した。2030年から順次引き渡す予定。マイヤー続き

2025年12月19日

新来島サノヤス、64型バルカー“NORTHERN PEARL”竣工

 新来島サノヤス造船は11月21日、水島製造所で建造していた6万4000重量トン型バルカー“ARIES MOMIJI”(1416番船)を引き渡した。エネルギー効率設計指標(EEDI続き

2025年12月19日

アクゾノーベルコーティング、新社長に大澤氏

 アクゾノーベルコーティングは16日、新たな代表取締役社長に同日付で大澤勝彦取締役インダストリアルコーティングス事業部長(写真)が就任したと発表した。トップの交代で、日本市場にさら続き

2025年12月19日

カナデビア、COP30で脱炭素技術を紹介

 カナデビアはこのほど、11月10日~22日にブラジル・ベレンで開催された国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)に参画したと発表した。「ジャパン・パビリオン」に出展し続き

2025年12月19日

日舶工、東京海洋大で低学年向けキャリアデザイン勉強会

 日舶工は人材確保対策事業の一環として9日、東京海洋大学越中島キャンパスで、同大学海洋工学部海洋電子機械工学科の2年生を対象に、「低学年向けキャリアデザイン勉強会」を行った。今回で続き

2025年12月18日

《シリーズ》建造能力分析、ケミカル船、発注停滞で中国の新規参入が鈍化

 各社の建造・受注状況と照らし合わせながら、改めて船種船型別に世界の建造能力を整理する本シリーズ。今回はケミカル船を取り上げる。  2020年以降に2500~5万重量トン級の続き

2025年12月18日

常石造船、中国設計子会社が20周年、中核拠点に成長

 常石造船は17日、グループの中国設計会社である常石(上海)船舶設計(TSSD)が設立20周年を迎え、舟山市岱山県内のホテルで記念式典を開催したと発表した。常石グループの中核を担う続き

2025年12月18日

中船黄埔文冲、ワンハイ向け6000TEU型船6隻受注、LNG燃料レディ

 ワンハイラインズは16日、LNG二元燃料レディの6000TEU型コンテナ船6隻を中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶で整備する方針を発表した。ワンハイは昨年以降、メタノ続き

2025年12月18日

ブラジルのエンセアーダ造船、新造船事業に復帰、作業船受注

 ブラジル最大規模の造船設備を持つエンセアーダ造船が、新造船事業に復帰する。このほど国営石油ペトロブラス向けにオフショア作業船6隻を受注した。かつて川崎重工業の出資も得てブラジル最続き

2025年12月18日

J-ENG、メタノール燃料機関の開発に着手、新燃料機関の知見生かし27年度中完成へ

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は16日、メタノール燃料エンジン「UEC50LSJM」の開発に着手したと発表した。2027年度中の完成を目指す。アンモニア燃料エンジ続き

2025年12月18日

J-ENG、アンモニア燃料エンジン新工場の地鎮祭

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は15日、アンモニア燃料エンジン新工場の建設に先立つ、本社工場内の自動倉庫の移設などを含むレイアウト変更工事の開始に合わせ、地鎮祭を続き

2025年12月18日

函館どつく、地元陸上競技場の愛称命名権取得

 函館どつくは16日、函館市と地元陸上競技場のネーミングライツ契約を結んだと発表した。  千代田台公園陸上競技場の愛称を「HAKODATE DOCK SPORTS GARDEN(続き