2011年7月1日

航海当直警報装置、搭載スタート

 IMO(国際海事機関)が定める船橋航海当直警報装置(BNWAS:Bridge Navigational Watch Alarm System)の搭載義務化に伴い、新造船を対象とし…続き

2011年3月10日

100周年記念インタビュー、名村造船所代表取締役会長兼社長 名村建彦氏

 今年2月に創業100周年を迎えた名村造船所。名村建彦社長に同社の歴史を振り返ってもらうと、テーマは自然に「不況との戦い」になった。創業者である祖父の姿や、不況の真っ只中に社長に就…続き

2011年1月24日

IFRS新リース基準、定期用船オンバラ化に海運界反対

 国際会計基準(IFRS)のリース会計基準の見直しによって、定期用船(タイム・チャーター)がオンバランス(貸借対照表への資産・負債計上)扱いになる可能性が浮上している。IFRSは日…続き

2010年6月24日

川崎汽船・自動車船事業の歩み<下>、“第十とよた丸”就航から40年

■革新的なビジネスモデル  ―― 日本初の自動車専用船“第十とよた丸”の竣工から今年で丸40年です。それは同時に川崎汽船が自動車船事業開始してから40…続き

2010年6月23日

川崎汽船・自動車船事業の歩み<上>、“第十とよた丸”就航から40年

 川崎汽船が日本初の自動車専用船(PCC)“第十とよた丸”を就航させてから、今年で丸40年となる。自動車という無防備な貨物を安全かつ効率的に輸送することを目…続き

2010年5月28日

ロイドレジスター250周年、世界最古の船級協会のこれまでと今後

 世界初の船級協会として18世紀に誕生したロイド船級協会(ロイドレジスター)グループが今年、創立250周年、日本進出から125周年を迎えた。世界の海運産業が近代化を進める中で、独立…続き

2010年5月28日

ロイドレジスター250周年、湯浅和昭ゼネラルマネジャーに聞く

 ―― ロイド船級は今年250周年を迎えるが、日本進出からも125周年となる。  「ロイドが横浜に事務所を開設したのは125年前の1885年だが、ロイドと日本との関係はこの少し前…続き

2010年4月22日

赤阪鐵工所、創業100年、100年技術さらに進化、環境対策・効率化

 赤阪鐵工所は5月で創業100年を迎える。節目を迎えるに当たり「感謝のこころ」、「100年技術、さらなる進化へ」をキーワードに、今年1年をメモリアルイヤーとして事業を展開する。4サ…続き

2010年3月31日

マキタ、創業100周年、舶用ディーゼルで第3創業期へ

 中小型の舶用低速ディーゼルエンジン大手のマキタ(本社=香川県高松市)はあす4月1日、創業100周年を迎える。1973年にMAN型のサブライセンシーとして、三井造船と技術援助協定を…続き

2010年3月16日

海運会社の不動産業、海運不況で見直される安定収益部門

 本業である海運業の副業として不動産業を営む海運会社は少なくない。古くから不動産業に力を入れている海運会社としては飯野海運、明治海運などが有名。海運大手では商船三井が2004年にダ…続き

2010年3月10日

苦境KG、時間との闘い、コンテナ船回復時期が焦点

 ドイツの船舶投資システムKGが制度発足以来の苦境に陥っている。主力のコンテナ船事業の不振や金融危機に伴う資金調達難などで、新造コンテナ船ではKG会社による建造キャンセルや大幅な納…続き

2010年1月8日

定航トップ座談会<下>、定航海運のパラダイムシフトは本物か

需給ギャップは縮小方向  司会 現在の需給ギャップはどのくらいと見ていますか。  清水 全体として言うと25%くらいではないでしょうか。そのうち10%が係船。このほか、定航…続き

2010年1月7日

定航トップ座談会<中>、定航海運のパラダイムシフトは本物か

意味のある支援を  司会 各社合理化の実施で、特に川崎汽船ではコンテナの構造改革で09年度中にウミを出し切るのだ、という姿勢を明確にされた。一方、海外では政府支援や金融機関が…続き

2010年1月6日

定航トップ座談会<上>、定航海運のパラダイムシフトは本物か

 2008年秋のリーマン・ショックに端を発した世界経済危機は定航マーケットに甚大な被害を及ぼした。昨年の海上コンテナ荷動きは前年比で2割減、3割減は当たり前。折り悪く、好況期に大量…続き

2009年10月30日

欧州造船業の10年<下>、ビジネスモデル転換の成否

■金の切れ目が…  「はっきり言って、欧州の造船業は乞食同然だった。生き延びるために金をせがみ続けた結果、自信も尊厳も失っていた」。欧州造船工業会(CESA)の…続き

2009年10月29日

欧州造船業の10年<上>、繰り返す集約と解体

 造船不況が本格化するのを前にして、欧州の造船業では撤退や破綻、グループ解体が相次ぐ。アジア勢との最終決戦に備えて、この10年間、大規模な業界集約が進んだが、直接アジアと競合する機…続き

2009年4月20日

【解説】船舶投資ファンド、オフバランスの有力な受け皿に

 船舶投資ファンドが注目を集めている。海運会社が船舶を外部調達(オフバランス化)する需要が引き続き旺盛な中、船主起用の用船やリース取引などに続く“受け皿”と…続き

2009年4月14日

日本で船舶管理業を成り立たせるには<下>、独立系船舶管理会社経営者・座談会

 近年急上昇を続けてきた船舶経費(船費)は変化を迎えつつあるようだが、船舶管理・船員配乗の最前線にいる船舶管理会社の経営陣は現状と今後の動向をどのように見ているのだろうか。また、船…続き

2009年4月13日

日本で船舶管理業を成り立たせるには<上>、独立系船舶管理会社経営者・座談会

 日本海運の船隊規模の拡大を支える船舶管理会社。船社・船主が自社船隊の管理を行うために設けている“インハウス”の船舶管理会社と区別して、“独立系…続き

2008年12月8日

「喜望峰の会」特別座談会、情勢激変で船主業はどうなるのか

 金融危機と実体経済の悪化、ドライ市況の大暴落で船主業を取り巻く環境が激変する中、今年も広島県呉市の船主団体「喜望峰の会」が主催する勉強会が盛大に行われた。本紙では多数の海事関係者…続き