特集記事

2009年10月29日

欧州造船業の10年<上>、繰り返す集約と解体

 造船不況が本格化するのを前にして、欧州の造船業では撤退や破綻、グループ解体が相次ぐ。アジア勢との最終決戦に備えて、この10年間、大規模な業界集約が進んだが、直接アジアと競合する機続き

2009年4月20日

【解説】船舶投資ファンド、オフバランスの有力な受け皿に

 船舶投資ファンドが注目を集めている。海運会社が船舶を外部調達(オフバランス化)する需要が引き続き旺盛な中、船主起用の用船やリース取引などに続く“受け皿”と続き

2009年4月14日

日本で船舶管理業を成り立たせるには<下>、独立系船舶管理会社経営者・座談会

 近年急上昇を続けてきた船舶経費(船費)は変化を迎えつつあるようだが、船舶管理・船員配乗の最前線にいる船舶管理会社の経営陣は現状と今後の動向をどのように見ているのだろうか。また、船続き

2009年4月13日

日本で船舶管理業を成り立たせるには<上>、独立系船舶管理会社経営者・座談会

 日本海運の船隊規模の拡大を支える船舶管理会社。船社・船主が自社船隊の管理を行うために設けている“インハウス”の船舶管理会社と区別して、“独立系続き

2008年12月8日

「喜望峰の会」特別座談会、情勢激変で船主業はどうなるのか

 金融危機と実体経済の悪化、ドライ市況の大暴落で船主業を取り巻く環境が激変する中、今年も広島県呉市の船主団体「喜望峰の会」が主催する勉強会が盛大に行われた。本紙では多数の海事関係者続き

2007年11月27日

「喜望峰の会」、向上心と互助の精神で一大船主グループに

 「いつかケープサイズ・バルカーを保有したい…」。広島県呉市下蒲刈島の内航船主がそんな願いを込めて発足させた親睦団体が「喜望峰の会」である。外航船分野への進出、そして続き

2007年10月15日

造船分社5年③ 川崎造船、中国戦略に舵、日本と一体で成長

 南通中遠川崎船舶工程(NACKS)の拡張、大連プロジェクトへの参画…川崎造船は分社発足後の5年間で、中国での大型計画を相次いで具体化した。「中国と一体で生きる」とい続き

2007年10月2日

造船分社5年② IHIMU、“技術で稼ぐ”体質づくり

 分社直後に赤字工事に見舞われたアイ・エイチ・アイマリンユナイテッド(IHIMU)。同社が設立5年を迎えたこのほど、今度は親会社のエネルギー・プラント部門で同じ根を持つ不採算工事が続き

2007年10月1日

造船分社5年① ユニバーサル造船、統合効果の次、“世界最強”目指す

 造船大手4社の造船部門が分社・統合し、専業3社として出発してから、今月で丸5年を迎える。この間に造船業界をめぐる環境は一変した。30年ぶりの造船ブームを契機に、供給過剰は船台不足続き

2006年3月28日

設立30周年迎えた現代商船、定航事業、2010年に規模倍増へ

 1976年3月25日に発足した現代商船は、今月で設立30周年を迎えた。VLCC3隻の運航からスタートし、コンテナ船、不定期専用船、LNG船など各分野にも短期間のうちに進出。コンテ続き