海事プレスの記者陣によるコラム。
2026年10月23日
◆タンカー・ガス船の中で、足元のスポット市況が唯一低調なのがLNG船。「船は予定通り造られるが、プロジェクトは必ず遅れる」。LNG船市場の特徴について、市場関係者はこう口をそろえる…続き
2026年10月22日
◆「高砂や、この浦舟に帆を上げて」。能の謡曲「高砂」の一節で、結婚式などの祝いの席でも親しまれてきた。高砂といえば、兵庫県播磨地方の地名で、結婚披露宴で新郎新婦が座る「高砂席」など…続き
2026年10月21日
◆この間、マーケットの見通しを取材したり、海外船社のレポートを読んだりする中で、原油在庫への言及が目に留まる。国際エネルギー機関(IEA)の10月のマーケットレポートによると、9月…続き
2026年10月20日
◆船舶融資を伝統的に手掛ける多くの地銀関係者と話したが、こうした地銀の強みは船主との長年にわたる取引、密接な関係性にあると再認識した。こうした地銀だからこそ可能になるのがコーポレー…続き
2026年10月19日
◆ここ数年、造船のデジタル化に関わる取材をしていて面白いと感じることがある。造船という巨大で複雑な営みが、急速に「分解」され始めていることだ。デジタル技術による抜本的な生産性向上、…続き
2026年10月16日
◆海運各社は万が一の大規模海難事故に備えた緊急対応訓練を定期的に行っており、その一環として模擬記者会見を実施する会社も多い。臨場感を持たせるとともに、実際の会見でどのような質問が出…続き
2026年10月15日
◆港湾の遠隔操作化が進む中、忘れてはならない視点がある。災害やシステム障害が発生した際、港湾機能をどう維持するかという問題だ。国土交通省と日本港運協会が8月にまとめた「自動化・遠隔…続き
2026年10月14日
◆先日、取材で日本三名園の1つ、岡山後楽園を訪れた。江戸時代に築かれ、300年以上の歴史を持つ庭園だ。水害や戦災を乗り越え、江戸時代の面影を今に伝えている。そんな歴史ある場所で、あ…続き
2026年10月13日
◆ブラジルの資源メジャー、ヴァーレが三元燃料バルカーでの長期輸送契約を相次いで決めている。外紙報道も含め表面化しているのは計20隻。うち32万5000重量トン型大型鉱石船(VLOC…続き
2026年10月9日
◆港でコンテナが海に落ちた場合に、どのようにして引き上げるのか。クレーンを使うのではないかと想像していたが、米ロサンゼルス港でこのほど起きた事故では、海底に沈んだコンテナの回収に、…続き
2026年10月8日
◆9月中旬~10月上旬に名古屋でアジア競技大会が開催された。アジア競技大会の観戦目的ではなかったが、9月下旬に名古屋を訪問した。街中には外国人の観客や選手らしき人が多く、地下鉄も混…続き
2026年10月7日
◆記者は決してデジタルネイティブ世代ではない。それでも、仕事では資料を作る前にAIに相談し、休日の旅行先や大きな買い物のときは「おすすめは?」とAIに尋ねる。もちろん、ハルシネーシ…続き
2026年10月6日
◆ある造船所の首脳から、業界とは関係のない投資会社などから「会社を売らないか」「会社を買わないか」といったM&Aのセールスが最近増えている、との話を聞いた。中小型船を建造する造船所…続き
2026年10月5日
◆夏以降、VLCCの高値売買が相次いでいる。中東情勢の悪化に伴う原油輸送の長距離化や非効率化で、船腹需給が引き締まっていることが背景にあるようだ。運賃市況の高騰を受け、数年先の新造…続き
2026年10月2日
◆かつて経験した海運市況の「異常値」で記憶に残っているのが、中国の資源爆食でドライバルク市況が急騰した2000年代の数値だ。代表格のケープサイズでは主要4航路平均用船料が2008年…続き
2026年10月1日
◆2022年ごろから続く新造船ブームを見て、「リーマン・ショック前に似ている」という話をこれまで何度も聞いた。大量の新造船発注、長期化する納期、中国造船所の相次ぐ能力増強。確かに2…続き
2026年9月30日
◆海運ビジネスの類型として「ネットワーク型」という言葉を聞く機会が増えている。ワールドワイドな海上輸送サービスを展開し、グローバルに配置した営業拠点が連携しながら集荷を行い、さまざ…続き
2026年9月29日
◆コンテナヤードの混雑緩和策として、搬出入の予約制が広がっている。ゲート前に長い車列をつくらず、ドライバーの待機時間を減らすことができれば、労働環境の改善や物流効率化につながる。そ…続き
2026年9月28日
◆この秋も、微力ながら実家の稲刈りを手伝った。秋の長雨は稲作にも影響を及ぼし、田んぼは泥だらけ。一部の稲は水につかって発芽してしまった。収穫を目前にした稲がこんな姿になったことが悔…続き
2026年9月25日
◆国際エネルギー機関(IEA)はこのほど公表した最新の石炭市場見通しで、2026年の世界需要が前年比1.2%増の89億4000万トンと過去最高を更新すると予想した。昨年末時点では減…続き