海事プレスの記者陣によるコラム。
2025年9月18日
◆前回の当欄で海事産業の魅力について書いたが、今回はその中の海運会社の魅力について考えてみたい。邦船大手の要職を歴任してきた関係者に、海運会社での働き甲斐についてお話を聞いたことが…続き
2025年9月17日
◆新造船の船台需給がひっ迫した状態が続き、主要造船所の新規商談の納期が先へ先へと延びている。船価もなお高値を維持している。ただ、過去に比べるとブームに過熱感がない。象徴的な例として…続き
2025年9月16日
◆本紙は、日本シップブローカーズ協会のご協力のもと、同協会加盟のシップブローカーによる座談会(ドライバルク編、売買船マーケット編)を実施した(8月26~29日付、9月8~11日付本…続き
2025年9月12日
◆テレビの前で固唾をのんだ人も多かったのではないだろうか。日本時間の7日行われた大リーグのオリオールズ戦で、ドジャースの山本由伸投手がノーヒットノーランまであと一人というところでホ…続き
2025年9月11日
◆昨年末頃だっただろうか。ゆりかもめに乗っていたら軍艦のようなものが見えた。よく見たら解体工事のため養生シートで覆われた船の科学館だった。本館は船の形をしていたことから、その形に添…続き
2025年9月10日
◆来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本独占配信権を、米ネットフリックスが獲得したことがニュースになった。前回大会は地上波でも放送され、高い視聴率を記録したが…続き
2025年9月9日
◆今年を通じて、ケープサイズ市況の押し上げ要因となっているのが、好調なブラジル出しの鉄鉱石だ。最大の需要国である中国など、東アジア向けではオーストラリア出しよりも長距離輸送となるこ…続き
2025年9月8日
◆先日、高校時代の友人の新築祝いに何人かで行ってきた。新居はいろいろとこだわりを感じた。壁に収納スペースが埋め込まれていてスタイリッシュで、壁や家具、さらには畳までもベージュで統一…続き
2025年9月5日
◆フィンランドのフェリー運航会社ヴァーサライン(Wasaline)が、バルト海で初となるカーボンニュートラル航路の運航を開始すると先月に海外メディアが報じていた。温室効果ガス(GH…続き
2025年9月4日
◆国内のフェリー航路の休止や減便が相次いでいる。船員不足や需要の減少、コストの増加などが主な理由となるが、人口減少が進む日本では今後さらに状況が深刻化する可能性も考えられる。フェリ…続き
2025年9月3日
◆英船陸通信大手インマルサットの「NexusWave(ネクサス・ウェーブ)」や米スペースX社の衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)など船社による衛星ネットワークサービ…続き
2025年9月2日
◆昨年、初めて兵庫県芦屋の海技大学校を訪れた。船員を目指す人の新人教育、資格教育、実務教育を提供する独立行政法人海技教育機構傘下の学校だ。教育訓練で使われる実機の中には、50年以上…続き
2025年9月1日
◆先週の出張で約1年ぶりに訪れた「大分ハローキティ空港」(万博期間限定の名称)は様子が少し変わっていた。空港を出て左手の方向に歩くと、真新しい瀟洒な建築のターミナルが見えてきた。中…続き
2025年8月29日
◆用船契約といえば、船主や船社と利用者の二者間で結ばれるのが一般的だ。契約期間中は1社が1隻を専有するかたちだ。このほど商船三井が手掛けるカーゴ・トランスファー・ベッセル(CTV)…続き
2025年8月28日
◆海事産業の魅力とは何だろうか。働く人たちに焦点を当てると、その性格が大らかだと昔から言われてきた。理由として、この業界はマーケット、為替などあまりに多くの変動要因に晒され、自身で…続き
2025年8月27日
◆終戦から80年の今夏、各メディアではいろいろな戦後企画が組まれた。これまで光が当たらなかった戦後の事実を掘り起こす力作から、80年の出来事を並べた年表的な企画まで、切り口はさまざ…続き
2025年8月26日
◆海運の最大部門であるドライバルクで船社の運航規模はどこまで大きくできるのかというのが、専門紙記者としての長年の関心事だ。世界のバルカー船隊は現在約1万3000隻なので、シェア1割…続き
2025年8月25日
◆テレビ東京系列のドキュメンタリー番組『巨大船に乗せてもらいました』シリーズに、ついに内航船が登場した。これまでにコンテナ船“NYK ADONIS”、“MOL TRIUMPH”や自…続き
2025年8月22日
◆4月からNHKの朝ドラ「あんぱん」を見ている。主人公の「浅田のぶ」は、アンパンマンの生みの親であるやなせたかし氏の妻をモデルとしている。やなせたかし氏は「柳井崇」としてのぶの幼馴…続き
2025年8月21日
◆戦後80年。記者の祖父は、戦争で兄や叔父らを亡くした。生き延びて帰郷したものの、病に倒れ、自宅で看病を受けながら命尽きた叔父もいたと聞いている。実家には、祖父の叔父の一人が戦地か…続き