海事プレスの記者陣によるコラム。
2026年8月24日
◆子どもの頃、実家の近所に小さな個人商店があった。「店のばあちゃん」は大きな風呂敷に缶詰や菓子、保存食などを包み、定期的にわが家まで売りに来た。とうに80歳を過ぎていたと思うが、腰…続き
2026年8月21日
◆7月以降、黒海でのウクライナ、ロシア双方による船舶や港湾施設への攻撃が激化している。これによりウクライナの穀物輸出やロシアの穀物・石油輸出に大きな影響が出ている。ウクライナではロ…続き
2026年8月20日
◆海上で機関が停止した船が、風や波に押されて陸岸へ近づいていく。そんな時、最後の頼みの綱になるのが、救助船と遭難船を結ぶえい航索だ。しかし、その「綱」を取り付けること自体が難しい。…続き
2026年8月19日
◆東京都は7日、東京港・大井コンテナふ頭再編後の将来像を公表した。ASC(Automated Stacking Crane)をはじめとする最先端荷役機械の導入や、コンテナターミナル…続き
2026年8月18日
◆邦船大手によるエネルギー事業が広がりを見せている。もともとは石油や石油製品、ケミカル、ガス(LNG、LPG)の輸送が中心だったが、20年ほど前から「海洋事業」へと踏み出した。石油…続き
2026年8月17日
◆お盆シーズンの先週は、夏季休暇という読者の方々も多かったのではないかと思う。製造業ではお盆や年末はまとまった休みとなることが多く、取材でお世話になっている造船所も8日から16日ま…続き
2026年8月14日
◆7月末、岩手県釜石市の小鯖船舶工業でCTV(作業員輸送船)“BELUGA ARROW”が命名された。同社が建造する2隻目のCTVで、すでに竣工している1番船“ALFONSINO …続き
2026年8月13日
◆最近、ある邦船首脳にお会いした時、こう言われてハッとした。「ホルムズ海峡の問題、すでに忘れかけていませんか?」。忘れていたわけではない。それでもハッとしたのは過去数年間で前例のな…続き
2026年8月12日
◆最近、造船所や舶用メーカーの経営者と話していると、増産が話題に上ることが多い。これから中長期的に建造・製造能力をどう引き上げるか。そのために何が課題で、どこまでめどが立っているか…続き
2026年8月10日
◆邦船大手の2026年4~6月期決算発表が出揃い、全社が通期業績予想を期初の若干の減益予想から増益予想へと修正した。今期の邦船大手の業績の傾向が見えつつあるが、“バランス”がキーワ…続き
2026年8月7日
◆最近ランチは近所の定食屋で食べることにしている。家族経営のその店は、接客もアットホーム。帰り際には必ず「お気を付けて」と一言添えてくれる。一人暮らしの記者にとっては実家にいた頃を…続き
2026年8月6日
◆日本の舶用メーカーは現在、さまざまな対応に追われている。脱炭素化やDX、自動運航、AIの活用―。ここ数年は新造船需要も活況で、最近の取材では「足元の仕事で手いっぱい」との声も聞く…続き
2026年8月5日
◆1万3000重量トン型内航モジュール船“WIND WHALE”の竣工記念式典は7月29日、船籍を置く長崎で行われた。この日は最高気温が30度以上の、よく晴れた真夏日。日を浴びると…続き
2026年8月4日
◆海図は船員にとって最も重要な航海用具の1つであり、陸上で道路地図を手にするように、航海では海図が船の進む道を示す。その海図は紙から電子海図へと姿を変え、多くの船が電子海図情報表示…続き
2026年8月3日
◆日本国内の海上コンテナ物流においてはトラックによる陸上輸送が中心だ。しかし海外では内航やバージ、鉄道を活用した海上コンテナ輸送も広く行われている。ドライバー不足が顕在化する中、日…続き
2026年7月31日
◆駆け出し記者の頃、海運マーケットを読み解くための質問はシンプルだった。船は何隻増え、何隻減るのか。どれだけの貨物が、どこへ運ばれるのか。要するに、船腹供給と輸送需要をどう読むか。…続き
2026年7月30日
◆新造船市場では、中国造船所の受注量が記録的な水準となっている。中国工業・情報化部(工信部)の公式統計によると、同国造船業の2026年上半期(1~6月)の新造船受注量が前年同期の2…続き
2026年7月29日
◆再び中東原油の輸送ルートが焦点となっている。この間、ホルムズ海峡の通航が困難になったことを受け、サウジアラビアは紅海側のヤンブーから原油輸出を拡大してきた。その中でイエメンの武装…続き
2026年7月28日
◆「一般には知られていない業界だけど、海事産業は世の中に絶対に必要な大切な仕事。それがわれわれの誇りですよ」。駆け出し記者の頃からの30年間、こうした言葉を何度聞いてきたことだろう…続き
2026年7月27日
◆「長年お世話になっていた地元の小さな鋳物工場が廃業するというので代わりを探したが、これまでと同じ条件で引き受けてくれる会社はどこにもなかった」。以前、造船関係者からそんな話を聞い…続き