海事プレスの記者陣によるコラム。
2025年6月16日
◆2050年の世界はどうなっているだろうか。最近、ふとした時に考えるテーマの一つだ。よく話題に出るのがカーボンニュートラル。海運の世界ではアンモニアや水素など今話題に挙がっているゼ…続き
2025年6月13日
◆6月2日~6日にかけてノルウェー・オスロ近郊で行われた国際海事展「ノルシッピング2025」を訪れた。2019年の同展示会以来6年ぶりの欧州の展示会で、コロナ禍を挟んでどのように雰…続き
2025年6月12日
◆海運業界の至るところで今、生みの苦しみがあるのだろう。日本の主要海運各社は表現こそ違っても既存事業を深く掘り、新規事業を将来の成長の糧とする両利きの経営を進めている。その中で新規…続き
2025年6月11日
◆造船所の取材をしていると、取材の道中などに風光明媚な城や城下町を目にすることが時々ある。例えば、愛媛県今治市には戦国の築城の名手とされる藤堂高虎が築城した今治城があり、先月開催さ…続き
2025年6月9日
◆思っていたよりずっと早い発表だった。商船三井クルーズが運航する“にっぽん丸”が2026年5月10日、横浜への帰港をもって引退する。就航は1990年。35年間で2000本以上のクル…続き
2025年6月6日
◆造船業に関するニュースが連日のように報道されている。海運に関しては震災、感染症、地政学リスクなど大きな危機が発生するたびに社会インフラとしての重要性が認識されてきた。その繰り返し…続き
2025年6月5日
◆今年の「シップ・オブ・ザ・イヤー」(SoY)は、部門賞を含めて5隻が選ばれた。注目すべきは、その多彩な推進システム。脱炭素化という潮流の中で、船舶推進の技術がまた次のフェーズに進…続き
2025年6月4日
◆日本郵船が静岡県御殿場市で整備・運営する森林「ゆうのもり」がオープンしてから一周年を迎えた。環境問題や社会問題の原因になる放置人工林を豊かな自然林に再生する長期プロジェクト。同社…続き
2025年6月3日
◆「会社は給料を上げてくれているのに、手取りはそこまでではないんだよね」。先日会った学生時代の先輩の言葉だ。昇給しても税金や社会保険料も上がるため、実際に手元に残る金額が想像よりも…続き
2025年6月2日
◆以前、船員の方に話を伺った際に、「乗船期間が長いと、なかなか子どもに会えないのがつらかったね」と話され、「それはお子さんも寂しいですね」と返したところ、「そうでもないのが寂しいん…続き
2025年5月30日
◆22~24日の3日間、待ちに待ったバリシップ2025が今治市で開催された。恥ずかしながら記者は初参加。どんな雰囲気なのだろうと、前日は遠足前の小学生のように寝られなかった。土砂降…続き
2025年5月29日
◆このところ、米国もそうだが、米(コメ)の価格高騰を巡る話題もまた国内で大きく取り上げられている。価格安定化のための政府備蓄米放出に関する動向、新旧農林水産大臣の発言は連日注目を集…続き
2025年5月28日
◆5月20日に東京港は開港84周年を迎えた。これに伴い、東京都と東京みなと祭協議会は「2025年東京港港湾功労者表彰式」を開催した。同表彰式は東京港の発展に尽力した功労者を表彰する…続き
2025年5月27日
◆地球温暖化ガスの排出削減へ、二酸化炭素(CO2)を回収し貯留地や活用地へ運搬する船舶の実証が日本国内でも進むが、このほど欧州で初めて設計・建造された液化二酸化炭素(LCO2)専用…続き
2025年5月26日
◆今月上旬に2日間、大阪・関西万博を訪れた。懸念していた会場内の混雑を感じることなく、多くの世界各国のパビリオンを回ることができた。日頃から国際物流や海運業界を見ている中で、世界の…続き
2025年5月23日
◆今週22~24日に今治市で開催中の国際海事展「バリシップ2025」。出展社の概要や出展社セミナーなどを事前に調べてみると、海事産業がいま何を課題とし、その課題解決に向けてどう取り…続き
2025年5月22日
◆「シンガポールは船だけでなく産業を誘致する努力を重ねて今の国の姿になっており、シンガポールが成長する過程にうまく入り込めました」。今年、シンガポール進出30周年を迎えた船主、クミ…続き
2025年5月21日
◆郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎、明石家さんま、島田紳助、桑田佳祐、江川卓、掛布雅之―時代を代表する著名人がずらりと並び、このほかにも多数の芸能人やスポーツ選手、ミュージシャン、映画…続き
2025年5月20日
◆先日、星空が美しいという山あいの村を訪ねた。山に囲まれた高所のためきれいな星空が見えるとの評判1つで足を運んだのだが、宿の人から「今夜は星が見えるといいね。ここでも星がきれいに見…続き
2025年5月19日
◆弊紙で4月から始めた新連載「投資難の時代を切り拓く」は当初、船価高、先物納期、環境対応不透明な中での投資戦略を国内船主やオペレーターに聞く構想で始めた。船価・納期・環境対応は「船…続き