フェリー・造船見学会

    2025年10月7日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り⑤、東京九州フェリー、強みは高速性とデイリー運航、荷主にPR

     東京九州フェリーは横須賀と新門司を21時間で結ぶ高速性とデイリー運航を強みに、海運シフト需要をさらに掘り起こしていく構えだ。2021年の就航以来、右肩上がりで業績を伸ばしてきたが続き

    2025年9月29日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑧、蘇州下関フェリー、5年連続で黒字、輸送量拡大へ

     SHKライングループの蘇州下関フェリー(SSF)は、下関港と中国・太倉港間を結ぶ国際RORO航路を運航している。高速性とスケジュール順守率の高さ、振動に強いRORO荷役形式を生か続き

    2025年9月26日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑦、関釜フェリー、28年就航へ新造整備計画

     SHKライングループの関釜フェリーは、2028年に現行の国際定期フェリー“はまゆう”の代替船として新造フェリーを建造し、下関―釜山航路に投入する計画だ。メ続き

    2025年9月25日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑥、琉球海運、台湾航路再開10年で成長遂げる

     琉球海運は九州・沖縄―台湾間で国際RORO航路を運航しており、昨年に就航10周年を迎えた。比嘉茂社長は、「多くの顧客や関係者に支えられて成長を遂げてきた。今後も安全運航とスケジュ続き

    2025年9月24日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略⑤、カメリアライン、“ニューかめりあ”の代替検討

     カメリアラインは博多―釜山間で運航する国際フェリー“ニューかめりあ”の代替船の検討を進めている。同船は2004年建造で、今年で就航21年を迎えた。石田裕晶続き

    2025年9月22日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略④、サンスターライン、新造船効果で好調

     韓国のパンスター(日本総代理店=サンスターライン)は今春、新造クルーズフェリー“パンスターミラクル”を就航させた。新造船効果で旅客運送は好調に推移しており、今後はリピーターの獲得続き

    2025年9月19日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略③、日中国際フェリー、“新鑑真”の後継体制を検討

     日中国際フェリーは、中国のコスコグループとの合弁会社、中日国際輪渡を通じて、阪神―上海間で国際定期フェリーを運航する。現在は2024年に就航した新造船“鑑真号”が旅客・貨物運送を続き

    2025年9月18日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略②、老朽化対応で代替新造再開、船価高と環境対応が課題

     日本に寄港する国際定期フェリーのリプレースが相次いでいる。日中国際フェリーは昨年、中国の招商局工業傘下の金陵船舶(威海)で新造フェリー“鑑真号”を建造し、今年からはコロナ以降休止続き

    2025年9月17日

    《連載》国際フェリー・RORO船社の事業戦略①、「第3の輸送モード」へ、コロナで再評価、越境ECに期待

     国際フェリー・RORO船による貨物輸送サービスは、コンテナ船よりも早く、航空運送よりも安い中間商品だ。高速性と定時性が高く、振動や衝撃にも強い輸送品質を特徴として、2020年以降続き

    2025年8月8日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り④、阪九フェリー、人材確保やデジタル化注力、貨物・旅客とも需要増

     阪九フェリーは物流の2024年問題対応で増加している貨物や、インバウンドなどを追い風に伸びている旅客といった需要増に対応するため、人材確保やデジタル化に取り組んでいく。海陸の人材続き

    2025年3月17日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り②、名門大洋フェリー、23年度輸送実績、全部門で過去最高、ドライバーズルーム増設

     名門大洋フェリーでは、2023年度の輸送実績が旅客、乗用車、貨物の全部門で過去最高を記録した。アフターコロナの旅客の回復と物流の2024年問題によるモーダルシフト需要がその要因だ続き

    2025年3月11日

    《連載》長距離フェリー船社の舵取り①、商船三井さんふらわあ、RORO船3隻代替、バイオ燃料でGHG削減、船型大型化で輸送能力増強

     商船三井グループの内航フェリー・RORO船事業会社の商船三井さんふらわあは、東京―九州航路で運航するRORO船3隻の代替船を新造整備する方針で、2028年度後半から29年度の竣工続き

    2022年10月12日

    《連載》フェリー座談会④、オーシャントランス×四国開発フェリー×商船三井フェリー、洋上通信整備で船員不足対応無料

    <座談会参加者(社名五十音順)> オーシャントランス 髙松勝三郎社長 四国開発フェリー 瀬野恵三副社長 商船三井フェリー 尾本直俊社長 <司会> 海事プレス編集長 中村直続き

    2022年10月11日

    《連載》フェリー座談会③、オーシャントランス×四国開発フェリー×商船三井フェリー、モーダルシフトの鍵は無人航送無料

    <座談会参加者(社名五十音順)> オーシャントランス 髙松勝三郎社長 四国開発フェリー 瀬野恵三副社長 商船三井フェリー 尾本直俊社長 <司会> 海事プレス編集長 中村直続き

    2022年10月7日

    《連載》フェリー座談会②、オーシャントランス×四国開発フェリー×商船三井フェリー、環境対応、バッテリー船が有望無料

    <座談会参加者(社名五十音順)> オーシャントランス 髙松勝三郎社長 四国開発フェリー 瀬野恵三副社長 商船三井フェリー 尾本直俊社長 <司会> 海事プレス編集長 中村直続き

    2022年10月6日

    《連載》フェリー座談会①、オーシャントランス×四国開発フェリー×商船三井フェリー、コロナ禍を乗り越え活性化へ無料

     新型コロナウイルスの感染拡大により、旅客需要が減退したフェリー業界。一方、貨物輸送では今後、荷主の環境負荷低減に向けた意識の高まりや、ドライバー不足への対応としてモーダルシフト需続き

    2021年2月10日

    《連載》コロナ禍のフェリー・RORO船事業<下>、リプレースは一巡、環境対応などで短サイクル化か

     ここ数年は国内フェリー・RORO船の新造リプレースが相次いだ。船型の大型化や省エネ化を進め、輸送能力の増強や運航コストの削減につなげてきた。リプレース需要は足元、ひと段落したと見続き

    2021年2月9日

    《連載》コロナ禍のフェリー・RORO船事業<中>、24年問題でモーダルシフトに脚光

     コロナ禍で旅客需要が落ち込む中、中長距離フェリー各社は物流事業に力を入れる。RORO船社も安定的な国内物流の維持に向け、近年は船舶大型化による輸送能力の増強や、新規航路の開設によ続き

    2021年2月8日

    《連載》コロナ禍のフェリー・RORO船事業<上>、旅客大幅減も反転攻勢へ準備

     新型コロナウイルスの感染拡大により、旅客・物流の双方で事業環境が変化した中長距離フェリー・RORO船業界。フェリーは人の移動需要の蒸発により、旅客輸送が大幅に減少。旅客の落ち込み続き

    2020年11月13日

    《連載》国際フェリー・RORO船の活路(下)、高齢船リプレース問題、コロナでいかに?

     国際フェリー・RORO船社にとって課題となるのが、運航船のリプレース問題だ。日本発着航路では1990年代に建造された運航船が半数以上を占めており、持続的かつ安定的な運航を継続する続き