2020年9月14日マーケットを読む!

《連載》マーケットを読む!②<在来船・重量物船>
鋼材荷動き、アジア向け中心に回復へ
NYKバルク・プロジェクト 執行役員 湯浅光訓 氏/森本政博 氏

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■荷動き減、自動車産業の落ち込み反映  ― 新型コロナウイルス危機後の在来船の荷動きの状況は。  「太宗貨物の鋼材が大きく影響を受けて、特に自動車向け鋼板の需要の落ち込みの影響が大きい。中東の石油産業向けのパイプや食品の缶詰用のブリキなどがコロナの後も根強く動いていたが、自動車の落ち込みをカバーできなかった。4~6月はかなり苦戦したが、中国向けはすでに回復し、東南アジア向けも回復傾...

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