2025年5月28日無料公開記事バリシップ2025 内航NEXT

【バリシップ2025】
「NAIKEN NIGHT」で業界関係者が懇親
内航ミライ研究会、船内見学会に約3000人

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 内航ミライ研究会(内研)は国際海事展「バリシップ2025」期間中の23日夜、内航業界関係者の懇親会「NAIKEN NIGHT」を開催した。今回のバリシップで初めて設けられた内航船の新技術展示ゾーン「内航のミライエリア」の出展企業、内研会員のほか鉄道・運輸機構(JRTT)、海上技術安全研究所、日本中小型造船工業会、日本造船技術センター、日本船舶品質管理協会などの関係団体が出席し、懇親を深めた。
 内研の垰野治次代表理事が開会に当たりあいさつし、「本日の『NAIKEN NIGHT』は、普段通常の会社の業務もある中で、ある意味出向者のような形でいろいろな活動をされている皆さまを応援するために全国各地からメンバーが集まる場であるという意義を出したいと思っている。また、関係団体の皆さまとの懇親を深める場、そして今日一日活動して汗を流した仲間と酒を酌み交わし、未来の内航を語る会と定義させて頂きたい」と述べた。
 今回のバリシップ期間中に今治港に停泊し船内見学会を行った次世代内航コンセプトシップ“ちゅらさん”の船主である和幸船舶の安井和弥代表取締役があいさつに立ち、「皆さまこの度の長い準備期間、ありがとうございます。お陰様で2日間で3000人ぐらいの方々にお越し頂き、大反響で光栄に思っている。これで内航船に興味を持って頂き、若い方にこの業界に入って頂いて内航という仕事に定着して頂ければと思っている」と語った。

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