室蘭―青森航路に新造船8月投入
津軽海峡フェリー、展望浴室や新等級客室を新設

　津軽海峡フェリーは8日、室蘭―青森航路で新造船フェリー“ブルーグレイス”を8月から就航すると発表した。建造造船所は内海造船。現行船にはない展望浴室や新等級客室を新設する。
　8月8日室蘭発午後8時50分の便から、新造船を就航。総トン数8900トン、定員422人。積載台数はトラック65台または乗用車230台となる。
　客室は、新等級「ファースト/2人定員・4人定員」「ファースト/わんこ同伴室」を新設。ベッド、ソファ、テーブル付きの個室となる。「スタンダード」には、マットレス、鍵付きロッカー、コンセントなど、設備を拡充する。
　なお、室蘭―青森航路に現在就航している“ブルーマーメイド”は8月9日から函館―青森航路に復帰する予定。