2024年6月19日無料公開記事洋上風力発電
浮体式洋上風力事業に出資参画
ユーラスエナジー、スコットランドで
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ユーラスエナジーホールディングスの海外グループ会社ユーラスエナジーUKは英スコットランドで開発中のペントランド浮体式洋上風力発電プロジェクトに出資参画する。ユーラスエナジーが18日に発表した。同社グループが洋上風力発電事業に出資参画するのははじめて。今回の出資参画を通じ、洋上風力発電事業におけるノウハウは技術を蓄積し、国内外の洋上風力発電事業に積極的に活用していくとしている。
ユーラスエナジーUKはプロジェクトへの参画のため、インフラ投資会社のコペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)との間で、CIP社とスウェーデンのヘキシコン社が出資するハイランド・ウィンドの株式を、CIP社の旗艦ファンドを通じて一部取得することで合意した。
同プロジェクトはハイランド・ウィンドによって開発が進められている。ハイランド州ケイスネス郡のドーンレイ沖7.5kmで予定されている浮体式洋上風力発電事業で、約100MWの規模の許認可を受けている。操業期間は最長25年間を予定している。開発活動はCIP社専属の洋上風力開発パートナーであるコペンハーゲン・オフショア・パートナーズが担う。