ノルウェー沖の洋上風力公募落札
ＪＥＲＡ子会社

　ＪＥＲＡの子会社パークウィンドは、インカ・インベストメントと設立したコンソーシアム「Ventyr」を通じて、ノルウェー政府による同国北海南部における洋上風力発電事業「Sorlige Nordsjo IIフェーズ1」の公募で、開発事業者に選定された。ＪＥＲＡが21日に発表した。
　Sorlige Nordsjo IIは、ノルウェー初となる事業者公募による開発プロジェクトで、パークウィンドにとって、同国で開発する初のプロジェクトとなる。発電設備出力は150万kW、運転開始は2030年頃を予定する。今回の事業者選定を受け、今後調査・詳細設計等を進めていく。
　パークウィンドは、欧州の洋上風力発電事業において、10年以上の開発・建設・運転にかかる実績を有するベルギーの大手洋上風力発電事業者で、ＪＥＲＡは昨年子会社化した。