国内洋上風力向けＯ＆Ｍで協業
東京ガス、英ジェームズフィッシャーと

　東京ガスはこのほど、子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ（ＴＧＥＳ）と英ジェームズフィッシャーアンドサンズが日本の洋上風力向けＯ＆Ｍ（運転保守）事業などに関する協業契約を締結したと発表した。今後、ＢＯＰ領域（バランス・オブ・プラント）の建設サポートとＯ＆Ｍサービスの受注を目指す。
　ジェームズフィッシャー社は洋上風力ＢＯＰの建設サポートとＯ＆Ｍで知見・技術を持つ。台湾事務所を通じてアジア太平洋地域で29件の洋上風力関連事業を実施するほか、世界全体で6.1ＧＷの同事業の実績がある。
　ＴＧＥＳは日本でエネルギーインフラのエンジニアリングやＯ＆Ｍについての知見・技術や多くの実績を持つ。日本に進出するジェームズフィッシャー社と協業することで、日本の洋上風力事業に対し、高品質で競争力のある建設サポート・Ｏ＆Ｍサービスの提供が可能な体制になるとしている。