2022年7月14日海運とインフレ
《連載》海運とインフレ⑦
「大きく下げる」予想は皆無
新造船価見通し、高止まりが大勢
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海運業界は2000年代初頭の海運バブル期以来の船価高に直面している。鋼材価格を象徴として世界的にインフレが進行しているからだ。邦船首脳や国内船主(船舶オーナー)経営者に船価見通しを聞いたところ、「一段と上昇する」「高止まりする」「若干は下げる」と見方は分かれるが、「大きく下げる」との予想は皆無だった。数年前のような破格の安値はもはや見込めない。今後の船価は高値圏で推移し、その範囲内での上...
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