2021年11月19日造船、次の一手
《連載》造船、次の一手④
事業に多様性、新しいモデル模索
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「手持ち工事不足の危機を一時的に脱したことで、今後のあるべき姿を真剣に考える時間的猶予ができた」。三菱造船の北村徹社長は日本造船業の現状をそう語る。
新造船マーケットの好転によって受注残枯渇は免れたが、あくまでこれは「一時的」―。こうした認識は造船業界内でも共通している。この猶予期間のうちに、今後への備えとして、脱炭素技術への研究開発や、設備投資とプロセス見直しなどによるコスト削減策...
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