舶用、漁船市場に照準

    2023年8月28日

    《連載》舶用エンジン新体制、アイメックス、LPG焚き機関の実績を駆使

     日立造船の子会社であるアイメックスは、小型の舶用低速エンジンの製造を手掛けている。350㎜ボアのLPG焚きエンジンで実績を積んだほか、今後の需要が見込まれるメタノール焚き小型低速続き

    2023年8月4日

    《連載》舶用エンジン新体制、三井E&S・玉野工場、設備投資・効率化・連携で生産強化、新燃料に備え

     国内最大のエンジン生産拠点である三井E&Sの玉野工場は、LNGやメタノール、アンモニア、そしてその先の水素といった二元燃料エンジンの生産に向けて、設備投資の真っ最中だ。エンジンメ続き

    2023年6月21日

    《シリーズ・舶用新社長インタビュー》、ササクラ・笹倉慎太郎社長、海外展開、データ活用に注力

     4月に就任したササクラの笹倉慎太郎新社長は、船舶用での注力分野に、海外展開の強化と、データ活用による顧客満足度の向上を挙げる。主力の船舶用造水装置の中国・韓国市場での展開強化を図続き

    2023年6月16日

    《連載》舶用エンジン新体制、阪神内燃機工業、メタノール4サイクル機関を開発

     阪神内燃機工業は、メタノール燃料焚きの低速4サイクルエンジンの開発を進めている。開発に向け、播磨工場敷地内に試運転工場を建築予定で、来年1月に稼働する見込み。また、主力の舶用事業続き

    2023年6月8日

    《連載》舶用エンジン新体制、川崎重工業、水素機関の開発に注力

     川崎重工業は、水素燃料エンジンの開発にリソースを結集し、実用化を急いでいる。また、ハイブリッド推進システムにも注力するなど、推進に関する「システムインテグレーター」としての展開を続き

    2023年6月6日

    《連載》舶用エンジン新体制、ジャパンエンジンコーポレーション、新燃料2スト機関の開発を加速

     ジャパンエンジンコーポレーション(J−ENG)は、アンモニア燃料と水素燃料の2種のエンジン開発を急いでいる。新燃料関連の開発を進める一方、足元は新造エンジンのフル操業続き

    2023年6月5日

    《連載》舶用エンジン新体制、マキタ、小口径メタノール機関の開発検討

     マキタは、メタノール焚きの小口径エンジンの開発に向けた検討を進めている。ライセンサーのMANエナジーソリューションズ(MAN)による開発状況や、需要が2026〜28年ごろに出てく続き

    2023年6月1日

    《連載》舶用エンジン新体制、三井E&S DU、WinGDと連携、新技術を創出へ

     4月、IHI原動機の舶用大型エンジン事業を継承し、三井E&Sグループとして「三井E&S DU」が誕生した。三井E&Sとは調達やアフターサービス、工場の相互利用などで連携を図る方針続き

    2023年5月30日

    《連載》舶用エンジン新体制、三井E&S、グループで多様なエンジン供給

     4月、舶用エンジンを主力事業として、新たなスタートを切った「三井E&S」。グループに加えた三井E&S DUおよびサブライセンシーのマキタと合わせて、国内シェアの約7割(馬力ベース続き

    2023年5月9日

    《連載》舶用エンジン新体制、赤阪鐵工所、新燃料技術で年45台生産への回帰

     赤阪鐵工所は2ストロークエンジンと4ストロークエンジンの双方を手掛けており、4ストロークではLNGやバイオ燃料に加えてメタノールへの対応を進める。2ストロークでは、ライセンサーの続き

    2023年4月7日

    《連載》舶用エンジン新体制、日立造船マリンエンジン、機関・触媒で脱炭素化に総合対応

     今月1日、日立造船の舶用原動機事業が、今治造船から35%の出資を受けて、「日立造船マリンエンジン」として発足した。今後、LNGやメタノール、アンモニアといった次世代燃料エンジンの続き

    2023年3月22日

    《連載》舶用エンジン新体制、脱炭素が迫る日韓中の大規模再編、新燃料機関の開発・生産強化、造船との垂直協業も

     船舶脱炭素化のカギを握る舶用エンジンで、メーカーの再編が本格化してきた。日本では4月に、三井E&SホールディングスとIHIの舶用エンジン統合、日立造船によるエンジン事業分社と今治続き

    2023年3月17日

    《シリーズ・舶用新社長インタビュー》大洋電機・山田沢生社長、「電気」で環境負荷低減に貢献

     1月30日、大洋電機の社長に山田沢生氏(写真)が就任した。環境対応を背景に、「電気」に対する業界の期待が高まる中、同社は新たな岐阜工場を軸に、発電機の生産台数の増強や環境負荷低減続き

    2022年5月16日

    《シリーズ・舶用新社長インタビュー》日本ペイントマリン・塩谷健社長、新型防汚塗料、250隻採用狙う

     今年1月、日本ペイントマリンの社長に塩谷健氏(写真)が就任した。工業用塗料を手掛ける日本ペイント・インダストリアルコーティングス(NPIU)社長との兼務となり、「マリンとNPIU続き

    2022年4月1日

    大型舶用エンジン業界再編へ、三井E&SにIHIが事業承継で協議

     三井E&SホールディングスとIHIは3月31日、IHI原動機の舶用大型エンジン事業と関連事業を三井E&Sに承継することで協議を開始すると発表した。今年9月に最終契約を交わし、来年続き

    2022年2月14日

    国内主機9社、エンジン生産量が600万馬力割れ、受注残は733万馬力に回復

     本紙調べによると、国内ディーゼル主機メーカー9社の2021年の生産実績は、前の年と比べて生産馬力ベースで12%減の589台・565万馬力(20年は693台・641万馬力)と大幅に続き

    2021年11月25日

    《連載》舶用工業、成長への布石、ボルカノ・沖原正章社長、脱炭素の流れに燃焼技術で貢献

     高度な燃焼技術を武器に、舶用燃焼機器などを展開するボルカノ。海上輸送の燃料転換や業界の脱炭素化の流れを受け、同社独自のガス・オイル混焼技術や複数ガス混焼技術への注目が高まっている続き

    2021年11月12日

    《連載》舶用工業、成長への布石、宇津木計器・戎哲良取締役営業部長、計測装置の情報、安全運航に活用

     船舶の荷役制御や安全運航を支える傾度計や液面計、バラスト制御システムなどを手掛ける宇津木計器。従来のシステム・装置の販売に加え、今後は計測装置から得られる情報を活用し、安全運航に続き

    2021年10月20日

    《連載》舶用工業、成長への布石、三菱重工マリンマシナリ・堀俊明社長、グループ連携で脱炭素化に技術発揮

     三菱重工マリンマシナリの過給機やボイラをはじめとした舶用製品群は、船舶の温室効果ガス(GHG)削減や脱炭素化、燃料転換におけるキーコンポネントとなる。堀俊明社長は 「今後は就航船続き

    2021年10月13日

    《連載》舶用工業、成長への布石、中北製作所・宮田彰久社長、カギはデータサイエンス

     船舶用バルブを中心とした流体制御装置を手掛ける中北製作所は、今後の勝ち残りに向けたカギとして、流体制御に関するデータサイエンスに注力する方針だ。宮田彰久社長は「データサイエンスを続き