2023年5月29日
短期用船を積極的に船隊ポートフォリオに組み込む国内船主が増えている。金利コストと船舶経費が同時上昇し、長期の固定用船料では収支が圧迫される懸念があるからだ。短期契約を持つことで、…続き
2023年5月23日
福永海運(大分県佐伯市)の福永庄一朗社長は本紙インタビューで、昨年末にハンディマックス・バルカー1隻を中古買船し、これによって同部門が10隻体制になったことを明らかにした。このう…続き
2023年5月18日
国内船主によるシンガポール進出機運が再び高まっている。シンガポールの各種コストはここにきて一段と上がっているが、それを上回る税制メリットが再評価されているからだ。船主を取り巻く事…続き
2023年4月27日
「われわれオーナーからすると、コンテナ船への投資はしばらく難しいと感じている」(船主経営者)。国内船主は過去5年間ほどメガコンテナ船やフィーダーコンテナ船への投資を急拡大してきた…続き
2023年4月25日
宮崎産業海運(大分県津久見市)は現在、ケープサイズ1隻とカムサマックス(8万2000重量トン級パナマックス)4隻の発注残を持っており、今後も環境対応に向けた省エネ船への代替を目的…続き
2023年4月19日
用船契約を付けずに新造発注する国内船主が増えてきた。新造船価の高止まりとマーケットの先行き不透明感で条件の良い用船契約が少ないためで、先行発注してから用船契約を確保する考えの船主…続き
2023年4月17日
国内船主による船舶代替投資先の需要が高水準で推移している。船価高などを背景に用船条件が厳しく、本業の船舶投資が難航して償却資産不足に直面しているからだ。航空機や船舶のJOLCO(…続き
2023年3月31日
国内船主が船舶経費インフレの長期化を警戒し始めた。船員費や修繕費、潤滑油費、保険料など船舶経費を構成する品目の大半でコストが上昇している。現段階では堅調な海運市況や円安の好影響も…続き
2023年3月27日
くみあい船舶が100%出資するシンガポール船主、クミアイ・ナビゲーションはこのほど川崎重工業にアンモニア輸送対応の大型LPG船(VLGC)を追加発注し、発注残はVLGC3隻となっ…続き
2023年3月9日
国内船主による売船活動の停滞が続きそうだ。新規投資が難しく、引き続き償却資産が確保しにくいからだ。用船者による買取オプション(PO)の行使も、売船を躊躇させている。昨年までの好環…続き
2023年2月28日
大手船主の福神汽船(愛媛県今治市)は船舶管理を強化し、それに応じて中長期的な船隊規模を検討していく。船長、機関長出身者を20人近く雇用するなど船舶管理に強みがあるが、今後はIT化…続き
2023年2月22日
在京船主の1社である極東海運実業の海部圭史社長は本紙インタビューに応じ、環境対応船の導入ではプレイヤー間の「時間軸」を意識すべきとし、「中小型船だから(環境対応が)後になると高を…続き
2023年2月17日
国内船主が償却資産確保を目的に投資してきたセールス・アンド・リースバック(SLB)案件は、今後下火になっていく可能性がある。ドル金利の上昇に一服感が出ている中、現在の高金利ベース…続き
2023年1月31日
<座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長…続き
2023年1月30日
瀬野汽船の瀬野洋一郎社長は本紙インタビューで、新燃料船の建造について、「まずはLNG燃料船とメタノール燃料船に取り組み、2030年頃にアンモニア燃料船を考えていく」と語った。今年…続き
2023年1月30日
<座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長…続き
2023年1月27日
<座談会出席者(社名五十音順)> 栄福海運 渡邉卓己社長(喜望峰の会会長) 河菜海運 河菜春文社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長…続き
2023年1月26日
船価高、環境規制の不透明感などから、国内船主(船舶オーナー)の船舶投資が難しくなっている。一方で償却資産などの需要は強く、投資先の開拓がどの船主にも急務となっている。本紙が開催し…続き
2023年1月25日
国内船主(船舶オーナー)の投資は今年も難しい局面が続きそうだ。船価と用船料が見合わず、環境対応も不透明で、為替や金利の変動も激しいからだ。有望投資先は限られるが、その中でも人気を…続き
2023年1月20日
今年の国内船主(船舶オーナー)の事業環境見通しが不透明だ。「過去最高の事業環境」と言われた昨年ほどではないが、2023年も良好な外部環境を予想する声は多い。一方、円高やドル金利高…続き