2025年7月15日無料公開記事洋上風力発電

洋上風力向けコンサルに出資
秋田銀行、あきぎんNEXTファンド通じ

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 秋田銀行は14日、投資専門子会社のあきぎんキャピタルパートナーズが運営するあきぎんNEXT投資事業有限責任組合(あきぎんNEXTファンド)を通じて、秋田の洋上風力向けコンサルディング会社イーストブリッジリニューアブルに投資実行したと発表した。
 イーストブリッジリニューアブルは欧州地域で着床式・浮体式洋上風力発電事業に携わった経験を持つ植木圭紀氏が代表を務める。同社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金の採択を受け、国内外のパートナー企業とともに特殊工事船に関する研究開発を実施し、将来的にはサービス・オペレーション・ベッセル(SOV)、海底ケーブル敷設船の設計・建造・所有・操業を含めた用船事業の実現を目指している。
 あきぎんNEXTファンドは2023年8月に設立された。ファンド総額は10億円で、投資実行は今回の案件が第12号となる。秋田銀行グループは同ファンドからの成長資金の供給を通じて、秋田の地域資源を活かした新たなビジネスに挑戦する企業を積極的に支援し、地域社会の持続的な成長に貢献していくとしている。

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