2024年11月14日マーケットを読む
《連載》マーケットを読む!㉕<ケープサイズ>
船腹供給量の抑制が市況上昇を後押し
商船三井 引間透鉄鋼事業群第一ユニット長
-
— 今年これまでのケープサイズ市況を振り返ってどう見ているか。
「コロナ禍で市況が高騰した2021年を除けば、過去10年間で最も高い水準の市況となった。もともと堅調な市況を見通していたが、想定以上だった。1~3月は例年市況が落ち込むが、高値を維持した。通年での平均用船料も2万ドルを超えている」
— その要因は。
「今年は想定以上の荷動きがあった。例年1~3月はブラジルが雨季に...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。