2024年10月23日無料公開記事洋上風力発電
エクイノール、蔚山沖洋上風力でシーメンスらと覚書
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エクイノールは15日、同社が韓国・蔚山沖で開発を進めるファイアフライ浮体式洋上風力発電プロジェクトについて、斗山エナビリティとシーメンス・ガメサとの間で覚書を締結したと発表した。最終投資決定に至れば、同プロジェクトにシーメンス・ガメサの15MW級風車が採用され、ナセルの組み立ては斗山エナビリティの昌原工場で行われることとなる。
同プロジェクトは蔚山沖約70㎞の2カ所で総発電容量750MWの浮体式洋上風力発電所を開発するもので、浅喫水のセミサブ型浮体基礎を採用する予定だ。
蔚山沖では複数の浮体式洋上風力プロジェクトの開発が進められており、10日にはエクイノールを含む開発業者5者が韓国電力公社と送電設備の使用に関する契約を締結した。5者のプロジェクトの総発電容量は合計で6GWになる。