2024年4月16日無料公開記事洋上風力発電

台湾の海龍洋上風力、建設工事を開始

  • X
  • facebook
  • LINE
 台湾の「海龍洋上風力発電プロジェクト」は11日、洋上での建設工事を開始したと発表した。建設工事には約40隻の船舶が投入され、1000人から1200人が作業に従事する見込み。工事に使用する主要なSEP船の1隻として、台湾の国際造船(CSBC)とベルギーのDEMEオフショアの合弁会社、台船環海風電工程(CDWE)が所有する4000トン吊りのSEP船“Green Jade”が投入される。
 同プロジェクトの総発電容量は約1GWで、シーメンスガメサの14MW級風車73基を設置する。2025年から26年の間に発電を開始する予定。カナダの発電大手ノースランド・パワーと三井物産、シンガポールの低炭素エネルギー開発事業者エンタープライズ・エナジー傘下のユイシャン・エナジーが参画している。

関連記事

  • 海事プレスアプリ
  • 内航NEXT特設サイト