2024年3月29日無料公開記事洋上風力発電
北海道で洋上風力向け海底地盤調査へ
応用地質、JOGMECが公募
-
応用地質は27日、エネルギ−・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が公募した洋上風力発電の導入促進に向けた海底地盤調査実施者に採択されたと発表した。北海道3案件について、25年2月20日まで海底地盤(ボーリング)調査を実施する。
JOGMECでは、洋上風力発電事業の実施可能性が見込まれる海域を対象に、セントラル方式として洋上風力発電の導入促進を図るため、海底地盤調査の業務委託先を公募した。
応用地質は「北海道岩宇・南後志地区沖」「北海道島牧沖」「北海道檜山沖」について、洋上風力発電設備の基本設計に必要な海底地盤に関するデータを取得するため、ボーリング調査、海底微動アレイ探査、室内分析等の調査を行う。
同社の洋上風力発電市場における海底地盤調査実績は26サイトに及ぶ。今後も洋上風力発電の海底地盤調査を同社グループの重要な成長の機会の1つと位置づけ、さらなる設備投資と技術開発を進め、持続可能な社会の実現に貢献するとしている。