洋上風力訓練センター運営会社を設立
日本郵船／日本海洋事業

　日本郵船と日本海洋事業は１日、洋上風力発電の訓練センター「風と海の学校　あきた」の運営会社として秋田オフショアトレーニングセンターを設立した。日本郵船が12日に発表した。同訓練センターは秋田県男鹿市の秋田県立男鹿海洋高等学校と、旧男鹿市立船川南小学校の一部を活用して4月に開所する予定だ。現在、訓練予約を受け付けている。
　新会社の社長には日本郵船の横山勉執行役員が就任する。また、日本海洋事業の横田哲也常務執行役員と日本郵船秋田支店の下村達也支店長が取締役を務める。新会社の出資比率は日本郵船が70％、日本海洋事業が30％。
　同訓練センターでは３種類の訓練を提供する。このうち「作業員向け基本安全訓練（ＧＷＯ基礎安全訓練）」と「船員向け基本安全訓練（ＳＴＣＷ基本訓練）」の予約受け付けは既に開始している。「シミュレータによる操船訓練」の予約受付についても準備が整い次第、開始する予定だ。