《連載》船主業の未来
変化対応力が生き残りのカギ
久福汽船、山根社長に聞く

　久福汽船（広島県尾道市）の山根近社長は本紙インタビューで、今後の生き残りには変化対応力が重要との認識を示す。同社自身も内航から外航に進出し、船隊規模を増やし、タンカーやＴＣ（定期用船）主体からバルカーとＢＢＣ（裸用船）にも取り組むなど変化の連続の中で成長してきた。いまも変化の最中にあり、取引相手としては海外オペレーターが中心になり、海外ヤードに発注する時代にもなった。山根社長に自社と国内...