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2023年9月26日造船業の増産余地

《連載》造船業の増産余地(下)
中国に潜在力、労働市場が変化
日韓は工場単位の生産性次第か

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 「増産の余地があるとすれば、やはり中国」。中国造船業には潜在的な建造能力がまだ残されている、との見方は強い。  リーマンショック後に経営が破綻して、長らく稼動を止めていた旧STX大連や旧金海重工、熔盛重工といった巨大造船所が、昨年から次々と再稼働を果たしている。いずれも、広大な敷地にVLCC級ドックや長い艤装岸壁を持つため、設備としての余力はかなり大きい。旧STX大連の跡地で造船業を開...

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