2021年11月18日造船、次の一手
《連載》造船、次の一手③
コスト再構築、設備もプロセスも見直し
-
新造船価は昨年まで、日本と中国の造船所の間で最大2割の差があったが、今年に入り鋼材価格高騰に伴う船価相場の上昇もあって、この差は大きく縮小した。とはいえ、本質的なコスト差の問題が解消したわけではない。受注獲得で操業の見通しが立ったことで、コスト競争力の再構築に取り組む環境が整った。
「この数年、環境が厳しい中で“外科的治療”を優先せざるを得ずにきたが、ようやく“内科的治療”に本格的に...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。