造船・舶用工場見学会

    2019年11月25日

    韓国・中国造船統合で、艦艇建造ヤードは「1国1社」に、米欧も20年で集約進む

     韓国と中国の造船大手の合併では、艦艇建造でも実質的に主力造船所が1グループに集約されることになる。既に米国や欧州では艦艇建造グループの集約が90年代から進んでおり、これによりほと続き

    2019年11月14日

    現代と大宇の合併、欧州で本審査入り

     韓国紙によると、現代重工業は大宇造船海洋との合併に向けて欧州委員会に企業結合の審査を申請した。準備協議が終わり、本審査に移行した。12月17日までに基本審査が行われ、必要に応じて続き

    2019年11月8日

    記者座談会/造船この1カ月<上>、造船集約、各国で一歩前進

     政府主導の造船集約が一段と前に進んだ。中国国有グループ2社の統合が決定し、韓国大手2社の統合は競争法審査で1国目の承認が下りた。シンガポールでも大手2社の統合の議論が再燃しそうだ続き

    2019年10月30日

    カザフ当局、現代重と大宇の合併審査で初承認、6カ国の審査で第一号

     韓国紙によると、現代重工業による大宇造船海洋の買収について、カザフスタンの競争法当局がこのほど承認した。6カ国の競争当局が現代と大宇の企業結合審査を進める予定だが、今回が承認第一続き

    2019年10月29日

    中国国有造船の合併が正式決定、中国・国務院がCSSCとCSICの合併承認

     中国国務院の国有資産監督管理委員会は25日、国有造船グループの中国船舶工業集団(CSSC)と中国船舶重工集団(CSIC)の合併再編について批准したと発表した。  中国紙によると続き

    2019年10月28日

    【話題の新造船】“Hourai Maru”~新機軸のタンク搭載したLPG船

    名村造船所が今年竣工した、3万8000立方㍍型LAG/LPG(液化アンモニアガス/液化石油ガス)運搬船“Hourai Maru”は、このクラスのガス船と続き

    2019年10月24日

    《連載》大分造船業のいま④/三浦造船所・三浦社長、前期は過去最高売上を更新

     内航船建造大手の三浦造船所は、貨物船からタンカー、フェリーまで多種多様な船種を建造している。豊富なメニューをマーケット環境や顧客のニーズに応じて短納期でも建造できるのが強みで、不続き

    2019年10月24日

    シンガポール造船集約への布石か、政府系テマセクがケッペルを子会社化

     シンガポールの政府系ファンド、テマセク・ホールディングスは21日、子会社を通じた公開買い付けでケッペル・コーポレーションへの出資比率を現在の20.45%から51%に引き上げると発続き

    2019年10月23日

    ≪連載≫日本の造船はどこへ/サノヤス、多角化モデルの到達点<下>、上田孝社長に聞く、「造船の変えるべき点全て変える」

     非造船が成長する一方、造船事業はどう生き残るか。サノヤスホールディングスの上田孝社長(サノヤス造船社長)は「サノヤス造船の中では、新造船以外の事業で収益の谷を埋める」との考えで、続き

    2019年10月21日

    《連載》日本の造船はどこへ/サノヤス、多角化モデルの到達点<上>造船強化まで非造船が支える

     造船業における不況対策の王道は、今も昔も非造船分野への事業多角化だ。30数年前から異業種へのM&Aを進めて多角化を図ったサノヤスホールディングスは、現在、非造船事業の売上比率が全続き

    2019年10月18日

    《連載》日本の造船はどこへ/「JMU再起動」⑤、千葉光太郎社長に聞く、「造船大手の技術、更新し続ける」

     ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の再起動の条件は技術だ。千葉光太郎社長(写真)は、技術力への過信が一連の混乱を招いたと振り返る一方、造船大手であるために必要なものは技術力とし続き

    2019年10月17日

    ≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」④、戦略修正、連携策などに転換

     ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の主力3事業である商船、艦艇、海洋・エンジニアリングは、いかに技術力で生き残るかという方向で新たな将来像を描きつつある。海外造船所の巨大化や環続き

    2019年10月17日

    ≪連載≫大分造船業のいま③/臼杵造船・山本社長、福岡造船とのシナジー最大化、デジタル活用にも注力

     臼杵造船所は昨年、福岡造船グループの傘下に入った。両社が主力とするケミカル船での調達、設計、営業、工程面でのシナジーの最大化を図っており、既に資材調達などでは共同交渉を始めている続き

    2019年10月16日

    ≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」③、「失われた30年」取り戻す技術標準化

     難工事の山を越えたジャパンマリンユナイテッド(JMU)が、「真の統合効果」を目指して統合作業を再開する。最大のテーマは、社内の建造標準や設計標準などの統一化と更新。再建策の本丸と続き

    2019年10月15日

    ≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」②、統合効果追求できぬ6年

     技術力を最大の武器とするジャパンマリンユナイテッド(JMU)だが、その技術でつまづいた。身の丈を超える数の新規案件を引き受けたことで火消しに追われ、本来の「技術統合効果」が分散し続き

    2019年10月11日

    ≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」①、津と横浜、混乱からの復活

     ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の7つの工場は、会社発足後にそろって大型プロジェクトに挑み、同時多発的に困難に直面した。中でも大きな混乱に陥ったのが、LNG船の津事業所と、フ続き

    2019年10月10日

    ≪連載≫大分造船業のいま②、県内高校に造船コース新設

    ■人材確保難しく  「高卒の学生を毎年1人採用するのも容易ではない」。大分県内の造船所からはそうした声が上がる。少子高齢化に伴う人材不足は造船業全体の大きな課題だ。  大分続き

    2019年10月9日

    ≪連載≫大分造船業のいま①、激動から1年、協業や一体運営本格化

     豊後水道に面したリアス式海岸沿いに特色ある中小造船所が集積する大分県内の造船業。大分地区では、昨年は南日本造船の今治造船グループ入り、臼杵造船所の福岡造船グループ入りなど再編が相続き

    2019年10月2日

    韓国労組、欧・日の公取に現代・大宇の統合不許可求める

     韓国紙によると、現代重工業と大宇造船海洋の統合に反対している労働組合らが、統合審査作業を行っている欧州の競争当局を訪問し、統合を認めないよう求めた。日本の公正取引委員会にも代表団続き

    2019年10月1日

    《連載》日本の造船はどこへ、造船の国際競争は「非対称戦」に、相手は国、大型再編で市場環境一変

     「もはや国家を相手にした戦いのようだ」(造船経営者)。中国と韓国における造船大手の再編統合により、造船業の国際競争環境が大きく変わろうとしている。各国では、規模で他を圧倒するチャ続き